国内でもIE6の自動アップデート開始も、撲滅どころか「まだ当面ウチはIE6だから」ってクライアントに言われ凹むweb制作会社(苦笑)
サイトの種類にもよりますがCMパンチでお手伝いさせてもらっている企業サイトのアクセス状況を見ると、IE6がIEでアクセスしている人の比率で見た場合、20%~40%になるようなサイトもあって、制作会社として悩ましい部分はいまだにあるのですけど、自動アップグレードを行う背景としてマイクロソフトはこんな一文を掲載しています
自動アップグレードを行う背景
私たちのゴールは、Windows をお使いの全てのお客様に、最新の、そしてもっとも安全な Web エクスペリエンスを提供することにあります。昨今オンラインにおける脅威の最たるものが、ソーシャル エンジニアリングを利用し、ブラウザーをはじめ、古いバージョンのソフトウェアを狙う Web 経由で PC に感染するマルウェアです。最近はさまざまな製品が自動アップグレードの仕組みを導入しつつありますが、お客様の安全を守れるというのがそのメリットの 1 つといえます。最新の Web ブラウザーを多くの方がお使いになることにより、Web そのものがより良く、また安全になります。
加えて、最新の Web ブラウザーの利用者が増えることにより、Web 開発者やオンライン ビジネスを手掛けている皆様は、よりリッチで洗練された Web エクスペリエンスを提供することが可能になります。私たちは Web 開発者やデザイナーの皆様が、コーディングにかける時間を減らし、より斬新なアイディアやデザインに取り組めるよう、最新の Web 標準と相互運用性を重視して IE9 を設計しました。また、HTML5 をサポートするブラウザーが増えることは、Web 開発者やオンライン ビジネスを手掛けている皆様にとっても、メリットがあります。
ただし、こちらのページにも自動アップグレードによるインストールを回避する方法の記述はちゃんとあるんですよね(苦笑)
あとQ&Aとして「企業ではどのように対処するべきでしょうか?」という項目があり、そこにはこんな記載が
Windows Intune や、SCCM、WSUS のようなクライアント PC 管理ツールで PC を管理されているお客様、また既に 「Internet Explorer 自動配布の無効化ツールキット (= Blocker Toolkit) 」を展開されているお客様は、引き続き配信する更新プログラムを管理することができ、自動アップグレードによる最新版の Internet Explorer の適用をお客様の判断で行うことができます。以前のバージョンのブラウザーをお使いであっても、サポートが続いている Windows をお使いの限り、セキュリティ更新プログラムをはじめとする更新プログラムはサポート終了まで配信されます。
「うちはいまのところIE6でここのアップグレードは会社的にNG」って言われるケースがつい先日もあって凹んでたのですけど、日本はまだまだIE6の撲滅どころか呪縛から逃れられないって感じがします(苦笑)