速報その2 iBooksが見開き絵本に対応、販売価格も10ドル超えでビジネス的な弾みに期待大!
昨晩アップしたエントリでは念願だったブラウザやその他のアプリからePubファイルを直接iBooksで開けるようになったというニュースと実際の様子をお伝えさせていただきました。
この機能を利用するためにiBooksのアップデートを行った訳ですが、そこの案内画面にはこんな文言があったわけですが、昨晩は直接ファイルが開けるほうに目がいってあまり注目せずにいたのですけど、
・子供向けの絵本から美しいデザインのアートブックまで、イラスト漫才のブックをiBookstoreでダウンロードしてお楽しみいただけます。
とあり、この表示方式に対応した絵本が大量にiBookstoreに入荷されたとのことで、そのhtmlメールにはこんな感じで絵本の案内がされています。
実際にこの絵本がどんなものか早速試してみることにして、その表示結果はこんな感じで、絵本ということなので基本的に見開き状態で見てもらう基本設計思想のようなのですが、iPhoneだとさすがにこれは表示としては辛いものがありますね。
ただし、これがiPadで見ると全然話しは違ってきて、デフォルトの見開きもiPhoneと比較すると見やすさ全然段違い
タップすると、iPadの768pixの高さに併せて表示が広がります、
ピンチで、こういった倍率までは絵を拡大させることもでき、子供が大好きなキャラクターを楽しんだり出来ますし、手の込んだ絵本のタッチを確認することもきっと出来るでしょう。
なおかつ、この絵本はテキスト情報は保持されたままになっており、このようにこれまでePubで実装されていた検索機能と同じことがこの絵本でも利用できるようになっています。
それと今回気が付いた点としては、iBooksで販売されている絵本の価格がこれまでの電子書籍のイメージからすると今回リリースされたシリーズ、10ドル前後のものが多いようで、この価格帯であればビジネス的にもそれなりの売り上げ規模が期待できるのではないか…と思った次第です。
itunesconnectのほうで配布されている Publisher User Guide 1.4のほうにこのpicture booksについての記載がなかったので油断していましたけど、今日もこれから引き続き制作方法などについては調べて共有できそうな情報は適時ブログに掲載していきたいと思います。
昨晩はちょうど絵本を外国語で出そうという打合せしていただけにこのニュースも嬉しいな~w
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