「超訳 ニーチェの言葉」が売れてるらしい…ちなみに、彼が現代に活きてたらなんと呟くだろうw
最近我が家でドイツパンを食べる機会が増えているのですけど、書店においては「超訳 ニーチェの言葉」という書籍が人気ということで、わたしも手にしてみました。
超訳とあるように文体は今風の書き方になっていて、わたしのような人間にもわかりやすい語り口になっているのでそれほど悩まずに読み進むことが出来ます。
こうやって哲学のほうに触れていくと、それこそ紀元前の時代から単に生きるのではなく、善く生きるための言葉が残されてきたはずなのですが、結局人間って自分が体験することでしかそれまで学んだことを自分自身の事として取り込むことが出来ない生き物なんでしょうかね…
ただこれだけ多くの歴史上積み上げられてきた知識や知見に、これまた多くの人々がアクセスできるようになったのもここ数年の事であり、この環境をどう活かしていくことが出来るのかってもしかして人類としても大事な話な話しだったりするのかもしれませんけど、こうやって綴られている言葉の他に歴史的な背景とかを素人なりに想像するだけでも、かなりいろいろな勉強になりそうっていうか、昔の人の凄さを痛感しております…(苦笑)
西暦2010年にしてTwitterというツールのおかげで、人間社会における階層を一切無視して、フラットに発言が可能な世界が広がりつつあり、本当に多様な人たちが自分の思いや、参考になりそうな言葉をどこからか見つけてきては発している電脳世界が今は存在している訳ですが、もしTwitterのTLをニーチェが見たらなんと呟くでしょうね?
まさに哲学の青二才状態じゃないか!と斬って捨てられるのか…
はたまた、
人間的、あまりに人間的だ…
なんて言うわけないかw
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