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渋谷警察前で感じた、マードック氏の「質の高いジャーナリズムは高くつく」発言と無料ネット情報重度依存状態の解毒はすぐに出来るだろうかという疑問

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一昨晩は12時前にリビングで転寝してしまい、4時半とかに目が覚めて散歩のあとにこんなエントリ書きました。

土曜なので自転車で渋谷経由で溜池のほうに向かうことにしたのですけど、前のエントリとも関連してくる渋谷警察署の前を通りました。

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場外馬券の販売所と近いのでいろいろと迷惑になっている様子も見て取れたのですけど、他の側面から考えたときに、こちらの写真ちょっと画が遠いですけど、TV局の中継車を筆頭にいろいろなメディアの人だろうと思われる人たちが渋谷警察署の前に待機しているの見て、私たちがネットを通じて大量に、それも無料で消費している情報はこういうところから生まれてくるんだよな…と感じたのでした。

渋谷から溜池向かう途中には麻布署もあって、8月3日20:30頃はこんな様子だったらしいのですが、

昨日はこんな感じでいたって平穏。

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まあこれで拘置期限の日とか、検察のほうに移送されたりするような何かしらイベントがある時には一転蜂の巣を突付いたような喧騒になるのでしょうね。


さて、自分にとってiGoogleは登録した会社のニュースが勝ってに流れてくるメディアの入り口でそれなりに重宝していましたけど、やはり多様な切り口で情報が流れてくるという点においてはTwitterのほうが凄い感じがしていて、この消費スピードを味わってしまうと他のメディアでは物足りなく感じてしまうのだな~~と数日前の攻撃で数時間Twitterにアクセスできないときに感じてしまったのでした。

どんどん情報の消費スピードが増していくなかでメディアに流れる取材情報には前述のようにかなりのコストや時間、労力がかかっていることは明白ですから、この調子で消費していくなかで果たしてほんとに無料でやっていけるのか?って事を考えてしまいました。

昔のアーティストは3年契約で3枚のアルバムとか、やはり創作活動にそれなりの時間を要するという前提で契約がなされていましたし、実際人間が何かしらのアウトプットしていくためには、アイデアを練る時間を含め、いろいろな手間が必要ですから、3年という月日の中でアルバム3枚出すだけでも相当な苦痛が伴います。

ただここまでデジタルで制作が簡単に出来る時代においては、プロの作品とほぼ同等、もしくはそれ以上の評価を受けても問題ない作品がこれまた多数存在しており、こういったもの含め膨大な音楽や映像コンテンツを現在は消費していますよね。

海外ドラマなどで、大怪我をしたときにボタンを押すとモルヒネが出てくる器具をつけているシーンとかが出てきたりしますけど、

私たちがニュース、音楽や映像作品、そして文学作品などをネットという供給装置のスイッチを押し続けて無料で消費し続けられるモデルはこのまま続続いてくれるのか?それともマードック氏の動きをうけて有料化に「世界が追随する」した場合に、いわば無料ネット情報重度依存状態の身体を解毒することが簡単にできるのかが気になるところです。

赤字転落の原因は新聞事業だけではなく、地方テレビやインターネット関連事業も大幅に収益を減らした。だが、マードック氏は決算発表後の電話会見で「質の高いジャーナリズムは高くつく。内容を無料で提供することは、資産を切り売りしているのと同じことだ」と語り、世界の主流となっている新聞社系ウェブサイトでの記事の無料提供を見直すと明言した。

 また「有料化の先陣を切ることで読者の減少に見舞われようともかまわない。もしわれわれが成功すれば、世界中の新聞が追随するだろう」とも述べ、傘下にもつ英国の高級紙タイムズや大衆紙サンなど、すべての新聞を来年夏までに有料化するとした。

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