カタカナ表記に変えることのメリットがわかりません
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今日(11月8日)付けの日本経済新聞朝刊に、『働き方変える個人事業主』という全面広告が出ていました。ご存じ『ガイアの夜明け』との連動広告です。
内容は、インターネットの普及によって、個人事業主が増えているというものです。この部分に関しては、そのとおりだと思いますし、私自身も取引先との連絡にメールを活用したり同業者との情報交換にメーリングリストを利用しています。ただし、従来からある「自営業」や「個人事業主」という呼び方は「弱小」を連想させるため、規模は小さくても高い能力や強いビジネス力を持つ「強小」を連想させる「マイクロビジネス」、「プロフェッショナル・ワーカー」、「フリーエージェント」、「インデペンデント・コントラクター」といったカタカナ表記で呼ばれることが多い、という部分を読んだときに頭の中に大きな疑問符が生まれました。実際に、個人事業を営み、ひとつひとつの仕事をきちんとこなして取引先の信用を得ることでしか生き残れない世界にいる者としては、こんなカタカナ表記の呼び方に変えても何も変わらないと思います。
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