iPhone 6 Plus を選択した理由
最初の週末で1,000万台を超えて販売したという iPhone 6/iPhone 6 Plus ですが、私は初日に iPhone 6 Plus に機種変更しています。
今日は、なぜ iPhone 6 Plus を選択したのか、その理由を整理しておきたいと思います。
理由 1) iPhone のボジションが変わったこと
先の WWDC では、iPhone と Mac とのより密接な連携機能、Handoff や Instant Hotspot が発表されています。従来 iCloud によってアドレス帳やカレンダーを同期できていましたが、加えて機能面でも連携してきたということです。ハブ-スポーク型のネットワークでいいう中心のハブの位置に、iPhone が置かれることを想像しました。そして、Apple Pay や Apple Watch の発表により、確信になったのです。
理由 2) スマートフォンに求められてくることが変わってくる予感
スマートデバイスは、一般的には以下の用途に使われていると思います。
- (Communication Tool) 電話・SMS・SNS を利用する。
- (Contents Viewer) 音楽、写真や動画、電子書籍、ゲーム等の各種コンテンツを楽しむ。
- (Creative Tool) 写真や動画を撮影したり、それらをブログ等で共有する。
立場上、電話はするのですが、以前より回数は減ってきたと思います。また、また、コミュニケーションスタイルもよりカジュアルになっていく傾向がみられます。LINE のスタンプのようにビジュアルで表現するものもあるでしょうし、動画もあるでしょう。iOS 8 では音声もメッセージとして送信できるそうです。
今までの iPhone は片手で操作できることがポイントでした。これは電話として考えれば重要でしょう。しかし、写真や動画を撮影したり、各種コンテンツを楽しもうとすると、片手では操作できる大きさが大きな制限になってくるように感じられました。
すなわち、Contents Viewer や Creative Tool としての機能の充実が、今後数年間のポイントになっていくのではないかと思ったわけです。
理由 3) 老眼にやさしいディスプレイと適度な大きさのデバイス
片手操作が前提でなくなると、どれだけディスプレイが老眼にやさしいかというのがポイントになってきました。今年になって老眼がひどくなり、乱視がきついこともあって、コンタクトに変えています。
お世話になっている眼科医より「老眼はこれからもひどくなる」と聞かされていました。最低でも2年使うことを考えたら、より大きなディスプレイサイズである iPhone 6 Plus を選択することになりました。
元 Palm 社員にとって、Palm Vx は基準のサイズになっています。Palm Vx よりも幅が狭いので、サイズ的には苦になりませんでした。
ということで、今までの考えにとらわれず、「電話もできるコンピューティングデバイス」としての iPhone 6 Plus とお付き合いすることにしました。iPhone 6 Plus にしてから、「歩きスマホ」が無くなったことは、メリハリがついてよくなったかなと思います。