朝カフェは毎回何かを気づかせてくれる、だからやめられない #asacafestudy
先週の水曜日は、第25回朝カフェ次世代研究会で大木さんによるプレゼン「零細ベンチャーの出版マーケティング」をうかがいました。「ベンチャー企業にとって売上をつくりだす営業力をいかにして強化するか」という命題に対する回答の一つをうかがいました。また、そこで自分自身が反省すべき点も見つけたのです。
「社会が必要としているイノベーションの内、既存企業がやらない部分を担う」ベンチャー企業 (起業したての起業) はたりないものが多く、混沌としていながらもマグマのような活気さがあり、自分はとても好きです。とはいえ、「いかにして継続してビジネスするか」というのも企業の命題の一つであり、ベンチャー企業にとっての営業力は大きな課題といえます。
.大木さんの戦略は、「自社のビジネスに関連する書籍・コラム等を印刷・出版することで、自社のビジネスを理解してもらう。」というものです。認知を促進するという意味では古典ともいえるアプローチなのですが、いくつか重要なことを再認識いたしました。
- 出版社もビジネスである以上、売上が見込めると判断できる「企画書」が重要。企画書には、何を書くのか (背景・メッセージ)、誰に向かって書くのか (ペルソナ) ということだけでなく、全体を俯瞰しておさえられる目次案が不可欠。
- 「印税が低い = 労のわりには収入が低い」は当たり前。それを気にせず「誰に、何を、どう伝えたいか。」という熱意があるかどうかがポイント。
また、プロジェクトとして進めていく以上、以下を鉄則として意識されているそうです。
- 何のために書くか
- その内容は潜在顧客に響くか
- その時間は作れるか
- 書ききれるか
- 期限 (マイルストーン) を細かく設定する
- 設定した期限を守る
自分自身も (共著ですが) 出版したので、これらはまさに鉄則だと思います。とはいえ、それをしっかり守れていなかった自分がここにいることも痛感しました。どちらかというと勢いを重視していて書きだすと早いのですが、詰まってしまうと他の仕事に追われてしまい、完成するのに時間がかかってしまいます。そんな自分にもできそうなことがいくつかありました。
- 早朝の1、2時間を有効に使う
- まずはどんどん書いてみる、詰まったら次の章へ、ゴムボールを内側から伸ばすイメージ。
大木さんは「ストレッチ執筆法」とおっしゃっていましたが、これはブログにもあてはまりそうです。去年から断続的に続いているのですが、寝落ちすることが多い日々を過ごしています。ブログや原稿をスムースに書けていなかった自分にとって、この方法でやってみれそうな気がします。ブログネタもいっぱいあるので、早朝をそれに使ってみようと思います。
最後に、ある書籍で原稿を期限内に納品できず、関係者にご迷惑をおかけいたしました。ここにお詫びをすると共に、再起にかけようと思います。申し訳ございませんでした。