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Yagishita's alternative blog

ストックとフローをどう活かすかがポイントなんだと思う

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最近は、TwitterやTumblr、はてブやFriendFeed、様々なウェブアプリケーション (ツール) があふれており、自分の周りの人達はうまく使いこなしています (一部、踊らされている部分もありますが...)。また、シックス・アパートも「社内ブログを成功に導く虎の巻」という小冊子を作成・配布していたのですが、その中でも「ツールの特長を知り、使い分けて補完する。」ということを伝えています。反面、Outlook (電子メール) だけで十分だという方もおり、「どう使い分ければいいのかわからん。」という声も聞いたりします。

昨晩、家路に向かっている中で、「なぜ、コミュニケーションツールの活用に、こうも違いがでるのだろうか。」ということを考えてみました。で、でてきたキーワードが「ストックとフロー」。

Twitterは、ITmediaさんもフィードだけでなく、ニュースの配信に採用しているように、3〜5分程度で伝えたい相手に伝えることができるフローの特性の強いツールの代表といえます。しかし、自分がフォローしている人達のつぶやきを集めるという意味では、ストックの特性があるともいえるわけです。後から発言した人を軸にして見ることもできますしね。逆にMovable TypeやTypePadなどのブログは、パーマリンクやアーカイブという言葉からもわかるように、ストックの特性が強いわけですが、更新PINGやトラックバック、各種サービスとのAPI連携等、フローの特性もあるわけです。ワークフロー機能を有した文書管理システムも、時間という軸でフローとストックの両方の特性を持っていますね。

このように、コミュニケーションツールには、ストックとフローの両方の特性があるわけで、これが違いを生む原因なんだと今更ながら再認識したわけです。これからは、単にツールの機能で採用するというのではなく、ストックとフローに注目し、コミュニケーションをデザインすることが、より強く求められてくるのでしょう。以前のエントリーで、Contents・Community・Connectというキーワードで整理してみましたが、Contents・Connect・ContextによってCommunity/Commiunicationをデザインするんだということですね。

まだまだ、奥が深い世界ですね。楽しくてたまりません。

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