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Yagishita's alternative blog

チーム・ダーウィン

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先日のブロガーズ・ミーティングで、日本IBMがIBM.comブログをスタートした話を伺いました。異なる部署のメンバーが集まって事を成すということで、ちょうど通勤用に買っておいた本と重なる部分があり、紹介したいと思います。

その本の名は、チーム・ダーウィン 「学習する組織」だけが生き残る。ザ・ゴール以来トレンドとなっている「物語形式のビジネス書」の1つで、業績不振の企業の各部署にいる社員が「わが社の事業を根本的に刷新してほしい」という命題のもとプロジェクトメンバーとして集められ、紆余曲折の結果「新製品」リリースするという流れなのですが、ポイントは「紆余曲折」にあります。

性別や年齢、出身部署も異なることもあり、様々な軋轢も生じます。当然のことですが、抵抗勢力の存在も。メンバーが集められた当初はどうしようものない状況といってもいいわけです。ですが、宮古島でのオフサイト・ミーティングをきっかけに、大きくチームが変わっていきます。

  • パーソナルリマスタリー: 己を知り、自らの意思でそこに立ち、ビジョンの実現のために行動する
  • チーム学習: メンバー一人一人の脳が無線ネットワークで全員とつながり、ひとつの巨大なバーチャル頭脳が存在していた様なもの
  • メンタルモデル: 自身や他者の「経験や知識によって確立している判断基準や色眼鏡」
  • システム思考: ある事柄を点でとらえるのではなく、全体との関係性で捉える思考
  • 共有ビジョン: チームのビジョンは個人のビジョンになり、個人のビジョンの融合がチームのビジョンになる

と巻末の「ダーウィン・ノート」で「学習する組織」の要素としてあげています。IBM.comブログのスタートにおいて、この「ダーウィン・ノート」とどう関係あるかは定かではありませんが、メンバー一人一人の判断基準を尊重し、相互に理解していくことが起点になっており、One for All, All for Oneを実現しているのではないかと思います。ラグビーチームを持っている企業は違いますね(笑。

以前読んだオルフェウスプロセスを、また読んでみたくなりました。「チーム・ダーウィン」はブックオフしない本の1つになったと思います。

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