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ライセンス管理を行ううえで忘れてはならないこととは

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最近、いろいろなところでどのようにしてライセンス管理を行えばよいか聞くようになりました。

最近はクラウドや仮想化などIT環境が多様化している影響でライセンス管理が難しくなったといえます。しかし、ソフトウェアの使用許諾条件はインストールするまでに必ず確認が求められ、利用者に使用許諾条件を知らされずにインストールが行われることはありません。

そのため、ソフトウェアのインストール時に使用許諾条件を確認して、ライセンス消費条件(インストールデバイス、ユーザー、CPU環境など)を把握すればライセンス違反になることありません。

複雑な問題も解決できるレベルまで細分化すれば解決することができるといいますが、複雑なライセンス管理も「使用許諾条件を確認する」「ライセンス消費条件に関連する要素を把握する」「ソフトウェアインストール時または利用開始時にライセンスの有無を確認する」これらのことを確実にこなせば少なくともライセンス違反になることはありません。

いくらツールやシステムが発達しても今のところライセンス管理を全自動で解決してくれるシステムはありません。「行うべきことを確実に行う。」これがライセンス管理を確実に行うために忘れてはいけないことだといえます。

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