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Apple Watchのプレゼンに感じる違和感

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先日、Appleの新製品発表会の映像を見ました。ネットニュースではiphoneが大きくなったこと、Apple Watchの発表、今話題のU2のミュージック配信など様々なトピックスが取り扱われており、内容は映像を見る前から知っていましたが、映像の中で違和感を感じるところがありました。

それはApple Watchを操作台(ステージ横で機器を操作する台)でのみ操作していて、腕につけて操作していないことです。

Appleの製品発表会では操作画面をスライドに表示させる為、操作台に設置された機器を操作します。Apple Watchも画面を表示させる為、操作台の機器を操作することは分かります。しかし、腕時計は腕につけて操作するもの。さらにそのとき片手は使えない。

腕につけた状態で竜頭のコントローラーを使えるのか?小さい画面を操作できるのか?片手に荷物を持った状態で操作できるのか?提供された操作しやすい環境でのデモだけ見せられても操作感について少し疑問を感じてしまいます。

過去にipadの発表をした際に、スティーブジョブスはステージにソファーを置いて製品の紹介をしていました。それであれば、今回のApple Watchも腕につけた状態で、さらに言うと片手にビジネスバックでももった状態で製品の操作性を紹介して欲しかったものです。

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