iphone5c/s発売によりスマホ市場はどうなるか勝手に考えてみた

docomoのiphone取り扱い開始が正式に発表されました。これで国内の主要3キャリアがiphoneを取り扱うこととなります。

これにより何が起こるか？新聞やネットでは通信費用の価格競争激化が始まると出ていますが、私は端末価格の競争激化によるスマホメーカーの淘汰が更に進むと予想します。

ソフトバンクがiphoneの取り扱いを始めた直後は、iphoneが使えるキャリアはソフトバンクだけでしたので、iphone自体が差別化要因となります。

その後auで扱いが始まりiphoneの端末価格競争が始まった結果、現在iphoneは日本で最も安いスマホとなりました。

docomoはiphoneの扱いが始まることでどのキャリアでもiphoneが使えるようにるため、今後は回線費用の価格競争が激化するものと予想します。

私の感覚かもしれませんが、docomoのユーザーはつながりやすいというメリットを得る為、docomoを使い続けるユーザーが多いと考えます。これらユーザーはiphoneにしたくてもdocomoでは扱っていない為、代替の手段としてiphone以外のスマホを使っているユーザーは多いと考えます。

そのため、docomoがiphoneを取り扱い始めると、iphoneを使いたかったdocomoユーザーの機種変が始まる為、docomoにおけるiphone以外のスマホのシェアが下がることが予測されます。

更にdocomoはツートップ戦略をとっておりますので、事実上ツートップとiphone以外のスマホのハンデは大きいものになります。 auやソフトバンクもユーザー争奪の為、iphoneの販売に力を入れてきますから、iphone以外のスマホのハンデは大きくなると考えます。

端末では廉価版であるiphone 5Cのリリースされ、iphone4sが無料となります。その結果、回線価格でも端末価格でもブランドでも不利になる他のスマホは、低価格路線で対抗するものと想定します。

結果、iphone以外のスマホメーカーのシェア低下と端末価格の下落による利益率の低下により、スマホメーカーの淘汰が進むと私は考えます。