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就職活動スーツって日本だけなのだろうか?

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最近、朝の通勤電車の中で就職活動の学生を良く見かけるようになりました。就職活動の学生も普通のビジネスパーソンもスーツと言う意味では同じカテゴリの服を着ていますが、ほぼ全員就職活動中と分かるスーツを着ています。

男性は紺のスーツに黒いかばん、黒い靴。女性も紺のスーツに黒いかばん。就職セミナーの会場を見ると皆同じ格好で、少し異様な感じがするほどです。

しかし、半年ぐらいたつと就職活動スーツを着ている人はほぼいません。女性に至っては1ヶ月ぐらいで着ている人を見なくなり、その後ほぼ永久に着ているのを見なくなります。

就職活動というものは、希望する会社に自分を買ってもらう為の活動。商品でいえば、服装は自分の個性を表すパッケージ。皆同じ服装をするというのは、商品名が記載されていない白いパッケージが陳列されているのと同じ。

さすがに、就職活動にジーンズ・Tシャツで来るのはどうかと思いますが、先輩社員の服装と同じ範囲であれば、何を着ても良いのではと思ってしまいます。

他の人と同じ格好をして、自分の長所を語る日本の就職活動。自分も十数年前就職活動スーツを着て就職活動をした口ですが、もう少し自分の個性を表現できる服装をしても良いのではないかと思ってしまいます。

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