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ブログとネタのつくりかた その10([paqn! ミカニッキ]編)

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こんにちは。【Six Apart】の齋藤朱保です。
今日は、初の女性ブロガーの登場です。仕事をしながら、すごく楽しそうな結婚と育児をしている素敵なアイバミカさんに質問をしてみたいと思います。彼女の株にコスメに、マラソン、登山と幅広い興味の範囲は、いったいどこからきているのでしょうか?

[paqn! ミカニッキ]アイバミカさん

http://aiba.tv/mika/

[Six Apart]齋藤:
ミカさん、よくブログに書くことがないって相談を受けるのですが、どうやって更新しているのか教えて下さい。
[paqn! ミカニッキ]アイバミカさん:
更新するネタに困るっていうことはないんですよね。私の場合は、子供の頃からネタ帳を持ち歩いていたし、今もこうネタ帳を持ち歩いているのね。Movable Typeボールペンを付けてメモ帳をカラーコーディネートして知的に格好よくメモをとっています。

aibamika

料理好きの人は料理のことを書けばいいし、私はおっとりしている清楚な京美人のイメージなので日々淡々と日記のように出来事を書いています。エントリーも出来るだけ清楚に。本物を知る女としてのイメージをくずさないよう書くように心がけています。
[Six Apart]齋藤:
とても長くなるので、アイバミカ年表をつくってみました。

★子供時代
ヤマカシ(2004年公開の映画)の先取りで、塀があれば登る子供だった。
小2の頃からネタ帳を持ち歩き、連続推理小説を執筆。主人公の名前はミホだったが小説は終わることがなく、ついに連続することがないまま現在に至る。
子供の頃から、物を創ることが大好きで、小3の時には友達とアドリブだけのラジオドラマを収録、着せ替え人形に着せる洋服を創ったりしており、そんな自分の行動をウケてはネタ帳に書き込む日々が続いた。

★思春期
中学に入ってから日記を書き始めた。が、ちょうど思春期にあたり暗い内容で人にはとても見せられない、心の底から自分のためだけに書かれた日記だった。

★ハタチ前後
自分のためだけに書いていた日記は、この時期至高に達する。思いつめたセクシーな日記を書いたり、自分しか見れない(というよりも人に見せられない)日記を綴る。

★98年前後 Webで日記をつけはじめる。
インターネットで日記が普及しはじめたことをきっかけに、Web上で日記を綴りはじめる。人からの反応があり、日記を書くことが楽しくなる。

★ブログを開始、Movable Type導入
カテゴリーがあるMTではじける。自分の様々な面を表現するために、清楚な日記は日記に小ネタは小ネタカテゴリーに、ホロリ系のエントリー・・・というように下書きしていくとどういう訳か、ホロリ系のエントリーは下書きされたままの幻エントリーのままだ。
※ミカさんの清純派としてのイメージを保つため、セクシー系エントリーは立場上更新できないそうです。

[paqn! ミカニッキ]アイバミカさん:
まあ、ざっと流れとしてはこんなところです。あと家庭内でのネタには困りませんね。主人(下ネタ担当)とはキャラクターアサインが真面目に会議で決められています。夫婦の間でブログのネタ合わせ会議をしたあとに、お互いがストイックに書くことも。
[Six Apart]齋藤:
どういうキャラクターアサインになっているんですか?
[paqn! ミカニッキ]アイバミカさん:
これは私が思いついちゃったけど、私は清純派だからあなたにこのネタあげるわ。みたいな会話ですね。さっきも出かける前に、旦那からネタのチェックをせまられました。
[Six Apart]齋藤:
ネタのチェック。まるで芸人ですね。エントリーはどのぐらいの時間で書くんですか?
[paqn! ミカニッキ]アイバミカさん:
私の場合は、だだっと書くからだいたい10秒ぐらいですね。Pingを打ってから誤字に気がつくこともありますが普段のエントリーはミカ節でカジュアルに書いています。真面目に検索して私のブログに来てくださるようなインド株やコスメのエントリーは1コンテンツ1エントリー入魂で真面目に書くようにしています。
[Six Apart]齋藤:
ミカさんにとって、今までで一番ブログの画期的だった出来事は何でしたか?
[paqn! ミカニッキ]アイバミカさん:
私の場合は、知りたいとか知られたいというニーズよりも淡々と日記を書いていたというのがブログですが、SEOコンテストが洒落ではじまったり、昨年のゴッゴルのコンテストがあったことでブログにこんなことを書けばいいんだ!というヒントになった方って多いと思うんですよね。これからも、ああいった遊び心のあるイベントが増えるといいなあと思っています。

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