ブログとネタのつくりかた その18(sputnik blogさん編)
こんにちは。【Six
Apart】の齋藤です。
個人でブログを使っていた人が、仕事でブログを使い始める時、ブログのことをどう感じて使っているのでしょうか。今日は、2002年からブログを使い始め、時間をかけて会社を説得し続けて10月からブログの企画をスタートしたというsinnさんにお話を伺いました。
sinnさん
sputnik
blog
http://www.sputnik-net.com/
[Six Apart]齋藤:
sinnさんがブログをはじめられたきっかけは、何だったのでしょうか?
[sputnik
blog]さん:
2002年に、今はテクノラティで働いている佐藤君にすすめられたのがきっかけです。ずっとWebの仕事をしてきた中で、これは使いやすいなという印象を受けました。その後、2004年の夏にFlashとあわせてブログを使い始めました。その後、仕事でもMovable
Typeを活用することを考え、2005年2月に仕事の参考になるようなサイトにリニューアルをしました。
[Six Apart]齋藤:
ネタとしては、旅行・料理・映画が三大ネタというような印象がありますけど・・・。
[sputnik
blog]さん:
そうですね。昨年は特にネタにするために月1回は旅をしていました。今年のGWにいった中国で山の中に置いてきぼりになり、都市に復帰するまでに自分の貧乏旅行としては、ありえないお金を使ったのがきっかけでやめました(またそのうちに、うっかり旅行してしまうのだと思いますけど)。
[Six Apart]齋藤:
よくsinnさんからMovable Typeをすすめられたという人を見かけますよ。
[sputnik
blog]さん:
この人は面白いというような(天然ボケ)友達を中心に、二桁ぐらいの人にはすすめましたね。僕にとっては、ブログは日課のようなもの、毎朝散歩するみたいにブログを書いています。だから、友達のブログを見に行くのも散歩の楽しみという感じで。
[Six Apart]齋藤:
ブログ会社で使うために説得する上で大変だったことを教えて下さい。
[sputnik
blog]さん:
会社にはまず「ブログとはチャットや掲示板とはどう違うのか」というところから説明をしました。その辺の理解はまだまだ難しいですよね。でも、人に説明するうちに、自分でも改めてブログの特性を深く理解し、改めて考えたことが今の運営にとても役にたっていて助かっています。非常に良かったんです。会社として出しているブログについては、ネタを仕込むところから関係各所に確認が必要なこともあり、こういった部分については個人でやるのとは全然違いますよね。内容・文言等にもかなり気をつかっています。
[Six Apart]齋藤:
普段、sinnさんがどんな読んでいるメディアがどんなものかいろいろ教えて下さい。
[sputnik
blog]さん:
雑誌:relax、chouchou
Web:友達のブログ、自分のブログを50個ぐらいBloglinesに登録
ソーシャルブックマークやニュースサイトもチェックしています。
新聞:読んでいません。
TV:早起きなので、めざまし天気を見て7時半には会社に出社しています。
[Six Apart]齋藤:
sinnさんが、ブログをやっていて良かったなと思うことは?
[sputnik
blog]さん:
しばらく会ってない友達の様子がほぼリアルタイムにわかることと、僕は映画が好きなので何の映画をいつ見たのかアーカイヴできるところですね。それから、ブログには書かなくてもこれはネタにできるかどうか考える癖がつきましたね。
sinnさんのように、個人でブログを書いていてさまざまな人に口コミをされた方は、次に仕事にブログを使ってみようと考える方が多いようです。あまりにもよく聞かれているので、実際に同じケースだったsinnさんに聞いてみました。彼の場合は外資系ということもあり、ソフトウェアの導入までにかなり時間がかかったようですが、その過程で経験することは誰でもどんな職場でもきっと同じなのだろうなと思います。
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