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ブログとネタのつくりかた その4(日本全国・見たいもんは見たいぞの会編)

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こんにちは、【Six Apart】の齋藤朱保です。
「仕事をしながら、よくブログも書けるよね。」と言われていますが、今日は企業で働きながら副業でライターもこなし、アクティブに過ごしているいしたにまさきさんに質問してみました。

日本全国・見たいもんは見たいぞの会
http://mitaimon.cocolog-nifty.com/blog/

[Six Apart]齋藤:
いしたにさんは毎回、とにかく原稿の上がりが早い。ぜひ書くコツを教えてください。
[見たいもん]いしたにさん:
僕の場合は、一気書きをする(だいたい15分ぐらい)ものと、なんとなくぼーっと考えてテキストだけ書いておいたものを何かのきっかけで更新する場合があります。とにかくテキストは普段から書いていますね、新幹線の移動時間とか。
[Six Apart]齋藤:
なるほど。いしたにさんのブログって、引用記事がよりオリジナルの記事が多いですよね。
[見たいもん]いしたにさん:
そうですね。ニッチ情報には強いですよ。例えば"歯磨き"というキーワードでgoogle4位です。YSTでもね。(※ヤフー・サーチ・テクノロジー)
[Six Apart]齋藤:
なんとなくネタ提起型というのがあてはまるのかな?歯磨きの記事、反響大きかったですよね。
[見たいもん]いしたにさん:
あれは、ひとつのきっかけになりました。自分では当然だと思っていたことに対して、100個以上のサイトからリンクされる。これは受けるかな?と考えるよりも、誰かの腑におちるように書けるかどうかが重要だったのかなあと思っています。
[Six Apart]齋藤:
腑におちるっていうのは、例えばエントリーをそれぞれ結論づけるということですか?
[見たいもん]いしたにさん:
結論は出さないですね。料理で言う、レシピ提供に近い感覚です。
あとは人に興味があるので、出来事がどうだったかよりもそれをやった人に興味がある。だから、人を追いかけて、ああ、そうか!そういうことだったんだ!!と納得する考古学的な趣味でもあるかな。
[Six Apart]齋藤:
ブログでネタを発掘…。考古学的なブログって面白い表現かも知れない。
[見たいもん]いしたにさん:
ふふふ、僕は文化史学科出身ですから。
アクセスはアルファ(ブロガー)なレベルではないんですがamazonのアフィリエイトでよく本が売れているんです。それは丁寧に書いて関連したアフィリエイトリンクを貼っているのを読んでいる方が評価してくださっているんだと思っています。
[Six Apart]齋藤:
考古学的に(笑)、いしたにさんが面白いと思っているブログを教えて下さい。
[見たいもん]いしたにさん:
面白いなあと思っているのは、いい感じのkwmrさんですね。
この人のすごさは見つけてくる才能。視点と掘り下げていく腕がぼくとはまるでモノが違うんでしょうね。リトルリーグと大リーガー並みに違う。その人のソーシャルブックマークと実際に書かれたエントリーを比較して、エントリーを書くまでの行間読みができるのもブログを読む醍醐味だと思います。

いしたにさんは普段はとても静かな物腰穏やかな方ですが、何か話題がツボにはまったときの熱をおびたトークとのギャップが印象的です。彼にとってのブログは、その熱をおびた部分の集大成のようなものなんだろうなあと思いました。



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TP

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