CGMの登場でみえる様になった(気がする)もの
»
PingKingのブックマークランキングなんかを眺めながらふと思ったのですが、ブログを初めとするコンシューマージェネレーティッドメディア(以下、CGM)と呼ばれる類いのものの登場(と言うか流行)のおかげで、コンシューマー(つまり僕たち一般消費者)の意見や声が見える様になったなんて言うけれど、それって本当に見えているんでしょうか?
確かに、気軽にウェブサイトを運営できる様になったし、その場を利用していろんな事を発表できる様になりました。でも、それがイコールで「コンシューマーの意見が見える様になった」という事では無い様な気がします。
確かに、友達の近況やオピニオンリーダーの方がどんな風に考えているのかはわかりますが、それってコンシューマーを代表する意見なのでしょうか?仰々しく「コンシューマーの意見が見える様になった」という事とは少し違う気がします。
自分を中心に、自身の商圏、経済圏なんてものは限られていて、それに対する意見を当事者である自分を中心に集めやすくなった。というのが現実ではないでしょうか?
平たく言うと、「自分にとって大事だなぁと思う情報、友達の意見とか、自分が気になっているオピニオンリーダーの意見とかを読む事ができる様になったよ。」という事です。
SpecialPR