商品に思いをこめて一芸に秀でることこそビジネスの成功あり
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一芸に秀でることはビジネス上重要な戦略です。
ネットの情報サイトでいうところのキラーコンテンツしかり。
地方の隠れた銘酒を飲むならあの飲み屋に行こう、とか
カレーうどんを食べるならあのうどん屋に行こう、とか
キラー商品をもつことが成功につながることがよくあります。
京都の知る人の中では有名な店で「チャーミング チャーハン」という中華料理店があります。
名前のとおりチャーハンをキラー商品として営業しています。
名前だけでもチャーハンにかける意気込みを感じさせられますが、出前をお願いするのに電話すると
「はい。チャーハンです。」と電話に出ます。
さらに、各メニュー(たとえばラーメン、ニラレバ炒め 等)には必ずチャーハン付きの値段がカッコ付きで記載されてます。
で、極め付けは「チャーハン」にもチャーハン付きの値段があります。
つまり、チャーハン付きのチャーハンです。
チャーハンを2人前たのむよりチャーハン付きのチャーハンを頼んだ方が安いのです。
勇気がなくて、チャーハン付きチャーハンをオーダーしたことはありませんが、単品のチャーハンとプラスのチャーハンはどこか違いがあるのか調べてみたくなります。
これは、ライス付きのチキンライス、味噌汁付きのトン汁定食、よりも意気込みを感じるセット商品です。
チャーハンに対する熱い思い入れを感じます。
自分は自社の商品にここまで思い入れを感じて販売しているかなと、反省させられる出来事です。
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