祇園祭りで思う
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京都市内は祇園祭一色です。
昨日の、宵山では梅雨明け直ということもあり、44万人もの人出だったそうです。
京都の観光客は年間約4800万人と言われますが、京都の数ある祭りの中で祇園祭はやはりいちばんのイベントのようです。
我社は烏丸御池というメインストリートの角のビルの8Fにオフィスを構えていることから、祇園祭りのメインイベントである、山鉾巡業をオフィスの窓から観覧できます。
お客さまもこの時期に合わせてご来社されたりしますので、にぎわいます。
これも地の利といったところでしょうか。
私もまだ京都暦が浅いのですが、お客さまの手前、にわか祇園祭通を演じなければならず、事前にネットで情報収集して知識を得た上で、会話にのぞみます。
「祭りのメインは屋台がでる4日間がではありますが、祇園祭りと称する期間はなんと7/1~7/31の一ヶ月間あり様々な行事が行われるんですよ。」
「山鉾は32基あり、鉾が9基で、山は23基です。」
といったぐあいに、説明します。しかしもともと京都通の方にはにわか京都通では通じない場合もあります。
しかし、そこは商品説明ではありませんので、答えられなくても会話は弾みます。
京都赴任して3年ほどですが、同じく東京から赴任してきた若者が、
「京都ってほんと祭りが多いですよね。仕事に差し障りますよね。」
と言っていました。
確かに地域全体がテーマパークの京都ではそうなるのかもしれませんが、そんな京都らしい事業やサービス、お客さまとのコミュニケーションを大事にしていくことが大切だなと思います。
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