日本BPM協会フォーラムのアンケートから
日本BPM協会の第一回フォーラムの速報は、このBlogでも書きましたが、その際採ったアンケートの結果が出ましたので一部紹介します。
■開催状況 開催日:::3月15日、タイトル:::「BPMの魅力と実像 ~進化する業務改善~」、参加者:::90名/61社、ユーザ企業が半数
■出席者の要望 協会への期待の声が多数 「企業のグローバルの中、BPMが欧米に比較し出遅れ感が強い、推進に期待」、「概念の整理や既存手法との関係など整理して欲しい」、「BPMツール提供だけに終わらないでください」等々、営業手法としての確立に向けての活動が期待されています。
■今後扱って欲しい項目
-ユーザ企業から ①「業務の可視化と改善」・・・48%、 ②「内部統制・J-SOX対応」・・・36%
-IT関連企業から ①「BPMの実践的手法」・・・62%、 ②「SOAとBPM」・・・48%
となっています。
そこで、米国での或るアンケートも参考で紹介します。BPMテンプレートの必要度のアンケート(bizintelligencePipeline、111社からの回答)からです。
■BPMテンプレートの必要性 特大(30%:業務知識の移転に効果大)、大(44%:個別変更のベースとして効果大)、多分効果有り(24%)、効果なし(2%)
■どの様な業務テンプレートに興味ありますか(唯一選択)? SOX(13%)、支払業務(12%)、新規顧客サービス(12%)、購買業務(11%)、新規社員募集業務(10%)、ソフト開発管理(10%)、経費処理(9%)、クレーム処理(9%) 等
国内外で、内部統制・SOXが高い興味を集めているのは、今後のITシステムの方向・・・・見える化・計る化・履歴化・・・・を示しているようです。