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セミナー「業務フローで物流を改善する」を終えて

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14日(木)に事業パートナの日揮情報ソフトウエアさんとセミナーを共同開催しました。タイトルは「今日からできるIT現場改善」です、サブタイトルは「効率的な業務フローで物流を改善する」です。残暑厳しい折にもかかわらず定員50名は満員、ユーザ・SIerさん質問も多く物流業界の業務改善意欲の現われを感じました。

セミナーの最初のプログラムは物流業界で著名なイー・ロジットさんの角井さんです。コンサルの立場で成功の方法論を説明されました。現場実体験がベースでその熱さと重さが伝わって来ました。その後BPM製品であるSBM(Savvion BusinessManager)の紹介です。Moderlerを使い業務のモデル化・シムレーションから自動的にシステム開発そしてPDCAサイクルを説明しました。そして最後のプログラムとして実際のSBM利用ユーザ事例の紹介です。変更することが当然で簡便にできる事、業務のパフォーマンスを現場志向で簡単に取れる事等BPMの特徴を実感していただきました。従来のWMSパッケージとの考え方の違い、そして価格の違い等幾つかの質問も活発に飛び交うQ&Aも有りました。

最後に角井さんのこれからのシステムは、ITシステムと業務に携わる人とが50:50で双方の融合が大切になります、だからHuman-To-HumanのBPMが大切ですのまとめの言葉。全くその通り、嬉しくなりました。また、これからのシステム構築ではユーザ・コンサル・SIerが仲良くなりますとも、全くその通り、また嬉しくなりました。

「ITと経営の統合」ではなく、やはり「ITと経営の融合」の方が合うなと一人思いながら帰路に着いたわけです。

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