いろいろと考えることで右脳は鍛えられる
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右脳の鍛え方はいろいろなところで触れられています。個人的には右脳だ、左脳だという分類はしないほうなのですが、右脳的な発想といわれるものを考えると、右脳の鍛え方にはある類型があると思います。
まず、右脳を鍛えるためには「考える」ことが必要です。これは、左脳の機能と言われるものを鍛えるために行う訓練と本質的には何も変わりません。ただ単純に、何を考えるかということでは、右脳を鍛えるためには結論を否定し続けることが必要になります。前提を否定し、結論を否定する、その中で論理的な思考の根拠を崩し続けることが右脳を鍛える方法につながると思います。
また、想像することも右脳のトレーニングでも重要です。論理的な結果を導く場合であっても、単なる空想でも同じですが、仮説を次々に想像し、その仮説により検証を実施していくことが右脳を鍛えるために重要なファクターになると思います。
総じてみると、考えることが右脳を鍛える原点であることは変わりありません。また、同時に左脳であろうと同じように考えることで鍛えられるのものです。左脳を鍛えるときに考えることは重要です。しかし、その中で、見方を変えてみる、前提を覆してみる、さらには無駄を承知常識を外れた仮説をたてていくことが、左脳とともに右脳を鍛えることになるのではと思います。一流の経営者やコンサルタントと言われる人にも同じような、右脳と左脳が両方鍛えられバランスの取れた思考が定着していると感じることがあります。
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