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福祉とIT -ITを活用する目的とは

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Foresightの6月号に「フィンランドと仙台が提携 寒い国から来た福祉のプロ」という記事が載っています。その中で、ITと福祉の関係に関して、とても良い言葉が載っています。以下引用させていただきますと

どこに暮らしていようと国民は平等な福祉サービスを受ける権利がある。ITはそれを可能にする道具です。でも、人の代わりにはならない。だから介護記録を簡単に入力できる簡易携帯電話など、介護にあたる人の事務処理を軽減し、相手と向き合う時間を確保できるような道具を提供したいのです。

という言葉です。

これは福祉ということに限定してお話をされています。日本ではまだまだ規則に縛られITの活用が限定されている領域でもあります。ITの導入の本来の目的は、サービスを提供する人間の時間を作ること、つまりITを利用して低減可能な事務作業負荷を減らすことで、人として接触する時間を確保することであると考えることで、規則が妥当なものであるのかの判断基準を変えることができると思います。

既存の規則ありき、規定ありき、ソリューションありきでなく、一度本質論に立ち戻り、「ITは何のために使うのか」という観点を取り戻すことが重要であるということを認識させてくれた一文です。

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