オルタナティブ・ブログ > IT業界のマーケティングを問う >

戦略、プロモ、広報など実務から見たマーケティングをお話します

Amazonのリコメンデーションって大丈夫?

»

プライベートのメールアドレスに、Amazonのお勧め商品のメールが来ました。

様々な種類の本や、DVD、CDなどを買っていますし、1ヶ月の購入量も減ってきたとはいえ、かなりの点数を購入しますので、リコメンデーションで思いがけないものを見つけることもあります。そのため、きちんとメールを見たうえで、気に入ったものがあると購入してみます。

さて、11月ということもあり、クリスマスを意識したリコメンデーションのメールが来ました。子供ではなく自分自身が好きなので、今年前半にクレヨンしんちゃん(映画)シリーズのDVDをまとめ買い(これを大人買いというのでしょうか…)しました。よって、今年のクリスマスに向けてかわかりませんが、”クレヨンしんちゃん”の残りのDVDが列記されていました。ここまでは、「ま~そんなものか」と言う感じで、確かAmazonで買ったと記憶しているものも載っていたのはご愛嬌程度と受け止めていました。

しかし、上からリストを見ていくと、クレヨンしんちゃんのDVDタイトルにまぎれて、人生の送り方について書いてある本が3冊ほどリストに入っていました。それもしんちゃんシリーズをまとめてでなく

  • クレヨンしんちゃんxxx
  • クレヨンしんちゃんxxx
  • 人生について語っている本
  • クレヨンしんちゃんxxx
  • 人生について語っている本

といった順序のイメージです。悩んだところは、

  1. 過去に人生に関する本を買ったことがあるのでそのリコメンデーションと、クレヨンしんちゃんのDVDを買ったことがあることに対するリコメンデーションが、ランダムにリストされている
  2. 数回クレヨンしんちゃんのDVDを買ったので、1回目、人生本、2回目というように順々にリコメンドされている
  3. クレヨンしんちゃんのDVDを大人買いするような、40歳代の人間は人生に疲れているはずなので、人生に関する本をわざと挿入した

どのロジックをもって、Amazonのリコメンデーションが生成されているかです。ちなみに、もっと不思議なのは、他にもいろいろ買っていますので、人生ものだけリコメンデーションされる不可解さです。ここから推測するに、3のロジックなのか…と想像してしまいます。そうだとすると、Amazonのリコメンデーションは奥が深いといえますが、そうでないとしたら、「大丈夫ですか?」と聞きたくなってしまいました。

Comment(1)