年末年始を含め、冬シーズンは稼働計画を特別に修正しておきましょう。
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寒くなってきました。
これから冬シーズンとなり、来春暖かくなるまでの間、プロジェクト管理をする人は、稼働していただいているメンバーの健康管理を、普段以上に丁寧に見積もる必要があります。
例えばインフルエンザ等の罹患リスクがあるからです。
そうでなくても、12月は1年の疲れが鬱積したり、年末年始に息抜きした結果の年明け1月に気が抜けて、まあまあの人達が喉を腫らしたり風邪をひいたり、非稼働となるリスクが高まります。
小人数ならともかく、100人とか大規模なプロジェクトの場合は、1%=1名です。
罹患等による離脱リスク1%でもその1名がとても大事なリーダーポジションにいる人だった場合、例えば関係者40名の進捗を半分程度停めてしまうかも知れません。
そうすると、40名×50%×1週間=約5人月のロスです。たった1週間の間にそれだけ進捗機会を失います。
管理者サイドは、このリスクに備えたスケジュールを引いておくことです。
具体的には2つかと思います。
・病欠リスクを織り込む期間は、普段よりも期待生産性を少し下げておく(1~3%程度)。
・同期間にリスクが顕在化したときの、代替タスクを想定しておく(実施不可となったタスクの代わりに、前倒しできる将来タスクを見積もっておく)。
経験的には、こういうときはなぜか「大事な人が罹患」するんです。苦笑
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