オルタナティブ・ブログ > トラパパ@TORAPAPA >

IT、特にコンサルに携わる方々を癒すメッセージを、ついでに趣味のダーツ話も交えて・・

「大変申し訳ないんだけど、俺、明日からもう会社には来ないから。ゴメンな」

»

 

と当時の部下を午後に順次呼び出して話をし、昨日で早、1年経った。。。

 

 

 

さっき気づいた。あっという間の1年だったなあ。

 

当時の部下には本当に申し訳ないことをしました。もうその悔いが晴れることはないでしょう。

 

壊れた関係ももう殆どが元には戻らないことでしょう。

 

また一からやりなおすしかない。そう思って、5月に会社を辞め、6月から自分の会社を開業しました。

 

幸運にも営業初日にクライアントが獲れ、そして2日目から就業して今も続いている。それはとてもありがたいこと。でも、

 

当時自分が吐いたその言葉をいつまでも自分の汚点として、背負いつづけていこう。その気持ちは、初心の一部だけれど、大事にしまっていつも心の中に携帯しています。

 

会社を辞める決断は結構一瞬なんだけど、引き継ぎとかクライアント関係のメンテナンスとか、アセットの整理とか、自分が前に進むための準備なんかより、先にやるべきこともたくさんあって、実際に辞めるまでには7か月かかった。推定半分のクライアントは失ったけれど、せいぜい半分のクライアントには理解もいただけて、退職時の制約もあって取引こそまだないけれど、今もコミュニケーション可能な関係が維持できている。ありがたいことです。元部下の一部ともいまだに会食等コミュニケーションが維持できてもいて、加えて新規クライアントも運よく獲得し、大変ありがたい状況ではあります。でも、それに満足しちゃいけないな。何のためにあのとき自分がふんぎりつけて部下に頭を下げたのか。その思いは忘れちゃいけない。

 

部下に罪はない、全ては事業責任者、自分の責任。当時はもう、自分がそういう行動に出るしか思いつかなかった。ずれていたもの、掛け違えていたもの、理解しえなかった人との関係。そういうものを望ましい形へ可能な限り再構築したい。

 

 

 

だから、もっともっと会社を前進させたいですね。

 

祝、でも全然ないが、とりあえず、あの日からとにかく、1周年です。。。

 

Comment(2)