仮面ライダー「必殺仕事人」・・・って、そんな制作でいいのかね(爆)
さすがテレビ朝日・・・新ライダーの必殺技が組紐屋の竜か三味線の勇次…
新ライダーサガ(=キング)に変身する、太牙の必殺技は、まるで必殺仕事人…
そうか、太牙の本当のお父さんは、中村主水だったんだ!
じゃあ最終回までに藤田まことが登場ですね(爆)。
そして仮面ライダーシリーズは必殺ライダーシリーズに変貌・・・おおーいっ、それじゃ一応正義かもしれないが、非合法人殺し集団になりますが!・・・あれ?あ、そうか、ライダーも別に非合法でもないか・・・笑
(今のところ) 「その命、神に返しなさい」
(今後は・・・) 「恨み、晴らさせてもらうゼ」
そして、今は劇場版限定の時代劇コンセプトが、次第にTV版にも注入されていくのかしらん^^;
以前のエントリで、劇場版について書いたのですが、「なんか京本正樹みたいなライダーだな、レイって・・・」って思ってたらなぜか本編に登場。
(あれ?レイだ。道理であっさり映画ではやられたわけだ。本編に編入が予定されてたのか)
そして、今日、
(あ・・・、それは・・・なんか・・・組紐屋の竜か三味線の勇次じゃ・・・いくら同じテレビ朝日とはいってもなあ。まあお父さん世代は懐かしいかも・・・)
・・・っていうか、私は思いっきり笑ってしまいましたけどね。
なぜかサガがフェンシングみたいな、時代のトレンドを考慮するかのポーズで敵(といってもファンガイアですが)を倒したあと、キバと同じマーキング?!二人はやはり父親か母親が共通なのでは?・・・など最近いろいろ興味深いストーリーになってはきていますが、
・・・どうもストーリーの深みのない、ただの闇広がる設定の多さに戸惑っている私です。
今回制作側に「555」時代の人が割りと多いからか、「555」時代の工夫が強く感じられるところが。
ライダーベルト(イクサ)の取り合い
正義と悪(ファンガイア)の両方の人間(?)模様が描かれ、しかもそれらが交錯
正義のライダー側にも少々ひねくれた人間が存在
必殺技のあとにマーキング(555では○×△、キバではキバット一族?か何かの紋様が勝利の一撃後に現れる)
バイクがロボットチックに変形したような大型乗用武器を駆使して戦う
敵中に特別強いエリート集団の存在(キバ→チェックメイトフォー、555→ラッキークローバー)
等々・・・
ただ、一方で、制作の工夫についてはなんか消化不良というか、物足りなさも感じているのです。
(これを電王の呪いという人もいるようです)
555の影響以外にも、電王を意識した巨大化戦闘シーンがキャッスルドランによって行われたり、また「てんこ盛り」モードが登場したりパワーアップモードが登場後ほどなく常時化し(ノーマルモードでは勝てなくなる)、以前の武器がどんどん陳腐化、軽視され、ストーリーに登場すらしなくなっていく傾向が(これはゴーオンジャーではかなり「工夫」されているので、その差が顕著にみえてしまいます)。
その極み、極めつけが、いきなり「仕事人」モードです。制作側にこの世代がいるんでしょうね。昨年復活しましたからね。ついでに宣伝したいんでしょうか・・・でも、あんまり素直に歓迎できないなあ。
妻なんかにしてみればゴーオンジャーよりストーリーが凝ってていいらしいですが、反面息子にしてみればゴーオンジャーの方が「夢がある」らしくて既にキバットベルトはおもちゃ箱ではデンオウベルトやカイザフォンより下になってますから(笑)。視聴率はもちろんグッズ売り上げは厳しそうですなあ、これでは・・・前述の「工夫」がないので、逆転ホームランはないですねえ。いや、厳しい。
そうはいってももっと頑張って楽しませてほしいわけですが・・・それにしてももはや今は、誰がお父さん、誰がお母さんで、その子供が誰か、を推察するのが唯一の楽しみになりましたかね・・・
電王の第3作目の映画が来月からありますが、万一これがキバよりヒットだったら、いよいよ「電王2」が来年復活という噂もまんざらでなさそうです・・・苦笑
<本シリーズエントリ一覧>
「あー、ライダーが空飛んだ!?・・・そりゃそうだ、カブトムシなんだから(笑)」
<特別編>
<番外編>