2006年の総括と2007年の展望(?)
他のブロガーの方々も総括を始められておられますが、小生の整理としては、どうも今年は楽しいNEWSが少なかった気がしますね。
2006年、私にとっての重大NEWS。
1. 大規模PT多すぎ!
2. 売上あと一歩目標に届かず(最低ノルマはもちろんクリア)
3. いじめ・自殺
4. 敵対的買収ブーム(?)
5. 結局まーた増税になりそうじゃん・・・
6. 郵政造反組土下座したら復党ってなんなんだよ!!
7. タクシー運転手はもっとスキルと接客術を磨いて欲しい!
8. ノロウィルス
9. 亀田兄弟一連の話題
10. 浅田真央不発・・・
<番外編、・・・私個人に限定した総括です。スミマセン・・・>
・ ダーツ絶不調期の到来・・・ (ほんと涙が出そうです)
・ サザン、もちょっと新曲たくさん出してくれヨ! (最近少ないので悲しい)
・ 「ですよ。」ですYO! あい、とぅいまてぇ~ん! (是非来年Breakして欲しい)
今年、不肖のビジネス的には、個人的には2年連続トップセールスの役割も果たし、なんとか達成死守目標の売上は確保しましたが、全体ではターゲットクリアできず本当に残念。
・・・非常に痛感したのは、お客様のニーズについて、期待レベルは確実にあがってきているにもかかわらず、我々サービス提供者のレベルアップがそれに充分ついてこれていないこと。
時折明らかな個人プレーで急場を凌いでなんとかここまで来ましたが、来年はさすがに配下の仲間にも、もっとレベルアップを命題化していかないと無理だなと感じています。
年々サービスの要求レベルは上がっていくもの。しかし、提供者側にその自覚がまだまだ欠けていたなと自戒しています。
次に、総理大臣が若返りしたこともあり、政治家の手腕というものも、素人なりにもかなり日本の政治課題がいろいろあるな、と感じさせられました。日本国民の文化的ともいえる政治に対する無関心さ、そろそろ強烈な懸案事項となりつつある危機感を持ちました。単に選挙に行くだけじゃあなくて、そもそも政治の仕組みや国民として何をボトムアップしていかねばならないのか。一人一人が自覚を持って政治に参加する時代になってきている感触を持っています。
いじめや自殺という問題が、就学生か社会人かを問わず、全体としての社会問題として認知されました。少々報道がエスカレートして必要以上に変な方向にバイアスがかかっている懸念も感じています。時々、いじめる側といじめられる側のどちらに味方しているのかわからないメッセージやアクションに、幼少時期の実体験と相対比較し、今の大人のなんと稚拙になったことかという絶望感を思うときが多々ありました。自分も一子の父親なんですが、そんなこと言うならもっと自分を磨いていかねば、と日々反省の毎日です。
「人間の打たれ弱さ」が狂牛病やノロウィルスのような病理的事象から象徴的にクローズアップされている気もしてきました。衛生管理とかの一言で片付ける問題ではなくて、これら関連するもののいくつかは、そもそも現代の人間の健康面での強さ(=免疫力?)が低下しつつあるとの懸念を抱きました。考えすぎでしょうか?
・・・まあ私もアウトドアをやらず暗いバーでダーツなんかやってる時点で、あんまり健康的じゃないんだよなあと、要猛省な気分もしておりますです・・・・
さて、そして2007年、来年の展望(予測)、恐縮ですが個人的な期待も込めて。。。
1. 大規模PTは佳境へ・・・本当に大丈夫でしょうか?
・ まさに惜しげもなく数百億の超大規模投資、そのいくつかがいよいよ来年に本番稼動を迎えていきます。本当に大丈夫でしょうか。
・ 新システム・業務への切り替え、非常に心配なのが、切り替えのため一時的に必要な人材確保、加えて彼らが仕事をする作業場所の確保。これは結構重要だと思っています。
・ 来年もプロジェクト支援は続けていくのですが、大規模案件が結局どうなっていくのか、単なる興味で言うのではなく、定期的に「Lessons Learned」を整理して、後続する重要案件が漏れなく参考にしてもらえるようなメッセージをこれからさらに力を入れて発信していこうと思う次第です。
2. IT業界の人材不足(数も量も)に対するさらなる懸念・・・
・ 総じていえば、人材不足はさらに深刻化するでしょう。当業界でも不思議な現象が起きつつあります。売り手市場になっちゃっているので、採用候補者の適性にあわせて我々ビジネスマネジメント側が、従来のサービスモデルを見直して、候補者(群)の特性にあわせたビジネスモデル変革を迫られているということです。これは特筆すべきことです。
・ これからは、人材不足を嘆くばかりではだめで、流動化している人材の適性や将来性を見抜き、自分達のビジネスモデルに改良・追加を加えて彼ら達が受入可能な体制に変えていくことが必要だと感じています。それはきっと来年さらに拍車がかかるでしょう。
・ そうこう言っているうちにも、お客様のニーズは要求レベルが日々高くなっていくわけで、我々も個人個人が日々レベルアップを図っていく必要性は前述の通り。人材の教育プログラムの一層の改良・執着が必要になっていくと思われます。
3. 割り箸はいっそPET化できないんですかね??
・ これは予言というか個人的な思いではあるのですが、割り箸問題、ひそかにいろいろあるようで、殆どが中国産で原価は1~2円と聞きますが、いくつかのパブリックソースによると、環境問題等を理由に中国からこれを5円とか10円とか値上げしろーとプレッシャーがかかっているそうで・・・ちなみに国産品は原価2円というのは相当辛いらしい。
・ だったら、いっそPET化したらどうなのか!?再利用できるし、っていうかお弁当その他絶対需要があるわけで再利用が必要なはず、まさに格好のリサイクル対象品な気が個人的にふつふつと・・・どこかの製造業界の企業様、是非ご検討くださいませんか?
4. 郵政公社、出航は無事果たせるのか?!
・ 小生、元郵便局長の長男に産まれました。母も元郵便局員です。だから公社の行く末が非常に気になります。「郵便局」というブランドは、新しい体制ではどのように認知されていくのでしょう?そもそもサービスレベルはあがるのでしょうか。私の生い立ちがそうだから、かも知れませんが、最近の郵便局のサービスも銀行よろしくあんまり良くないと不安に思っています。リストラとかコスト削減とかそういう後ろ向きなテーマの検討以前に、サービスレベルの向上について、銀行を出し抜き、是非高品質な金融サービス企業に変身していただきたいです!
・ そして、特定郵便局の方々、いろいろパブリックでバッシングされたりすることが起きていますが、真面目にやっている方々がかわいそう。不真面目な人は粛清されて当然とは思いますが、正直者が損することのないように、メディアの方々は是非今度報道のあり方について考えて欲しいです(もちろん、違うテーマについても同様の姿勢を求めたいわけですが)。
5. リテールビジネスのサービスレベル急降下の懸念・・・
・ コンビニ、ファミレス、ファストフード、金融機関、タクシー、・・・消費者を直接対象としたビジネスにかかわる人達のクオリティについて、非常に憂いを感じています。ある意味平準化、標準化を図ってきているのかもしれませんが、差別的かもしれませんが、一般的に期待している(と思われる)レベルを下回る技術と経験しかない外国人労働者を大量活用したり、クオリティが期待水準を下回る(としか思えない)サービスのオフショアリング、等顧客の期待を無視したサービスレベルの下方修正がなされている懸念を感じます。
・ 小生が単に神経質なだけで、世の中一般的には現在向いている(と思われる)サービスクオリティでいいというのであれば文句言ってもしょうがないですが、明らかに数年前よりサービスクオリティに対するサービス提供者側の「意識」は落ちたと感じています。サービス業はクオリティが命であり、スピードもクオリティの一部であると小生は定義しています。ですから、自分がビジネス機会としてコンサルティングする際はもちろん、単に一顧客としてサービスを利用する側においても、来年はもっと厳しく意識していき、必要を感じたら改善を提言していきたいなと思っています。
6. 第○次マンションブーム到来?
・ 最近、自宅周辺、通勤途中、お客先、マンションがどんどん建っている気がしますが、皆様と認識は合っているでしょうか。日照権もそうですが、マンションが建つということは周辺環境へ何かしらの影響が発生するということです。個人的にはこういうブーム(?)がいわゆる住民トラブルの増発に寄与しないかと不安を感じています。
・ 自然環境問題もそうです。例えば一定面積においてゴミの発生量が増大します。クルマが増えて騒音問題や排気ガスによる空気汚染が起きるかもしれません。世帯が増えて教育機関その他、生活機能に不足が生じるかもしれません。
・ 一時手抜き工事の話がありましたが、鉄筋等の基礎工事だけじゃありません。インテリア等備品だって手抜きがあると聞きます。今後ますますリスク管理が重要になる気がしています。
7. 中国からインドへのオフショア志向の転換とビジネス英語の必然性増大
・ 少子化政策の件もあり近い将来総人口はインドが中国を抜くと言われています。弊社もインド2拠点でオフショアビジネスをやっています。インドの優秀な人材が中国と日本人の労働環境を近日席巻する可能性が高いでしょう。
・ そのとき、日本人にはさらに英語力が高く問われるようになる気がします。ひょっとしたら来年からその波が大きくなって一般社会に押し寄せるかもしれないですね。私も人の事言う資格ない気はしますが若い世代の方が英語力があるようにみえます。ただしそれは生活英語について事実ではあるが、ビジネス英語はそうとも限りません。我々シニア(?)世代はビジネス英語のクオリティを守る必要があるように思っています。なんとか多忙な仕事生活の合間を縫って、英語力の研鑽をしたいと思っています。
8. 教育に関するあらたな問題露呈多発!?
・ 教育基本法が改正されました。来年はあらたな火種が発生することでしょう。小生は左でも右でもありませんが、愛国心という考え方には賛成です。しかし必要以上に強制するものでもないと思います。法律にうたうのは大きなインパクトがあります。これ単体に細かく情報を整理・分析するまでには至っていないのですが、愛国心をうたう以上、現在の教職員に対する本件の教育・指導のことはちゃんと考えてあるんでしょうか。そういう点を無視して改正しちゃったんじゃないかと少し心配です。
・ ですから、なおいっそうのこと教育に関する問題が全般的に増えるのではと心配になっています。子供世代も今後いっそうストレスフルな問題がエスカレートする気がしてなりません。我々はこのような環境下で、仕事人であり親であり、と2つ演じていかねばなりませんが、果たして来年はどんな問題が露呈するかと心配になります。
9. 異常気象発生の予感・・・
・ 勘違いでしたら恐縮ですが、今年はあんまり派手な異常気象って日本周辺でなかった気がします。でもなんか不吉な予感がするんです。来年は派手に何か・・・預言者のつもりはないですが、すごーい不安で。
・ なんとか病だなんとかウィルスだと今年もいろいろ騒ぎがあったのですが、来年はもっと憂鬱になる事件が起きるような気がしてなりません。虫の知らせは単なる気にしすぎ、だったらいいのですが。テロみたいなことだけは絶対起きて欲しくないのですが、そのかわり天変地異というか、なんか嫌な予感がしていて、まずは自分個人、今後一層、勘に磨きをかけて不慮の事故に遭遇しないように日々注意していこうと思っています(不謹慎でしたらすみません)。
・
10. スポーツ基点のビジネスブレイクの予感・・・
・ スポーツとエンターテインメントの境界線がグレーになりつつあると思います。そういえばこれを書いている日はボクシングでも或る注目イベントがありますね!勝負というのはシンプルが一番と思っていましたが、エンタメとしてとらえるならば、スリリングな展開という「過程」も大事になってきます。そういう意味で、スポーツを対象というか題材としたビジネスが来年は一層流行る気がしています。
・ アイドルファンドならぬスポーツ選手応援ファンド、球場等の名前貸しに加えて道具や衣服その他に対するスポンサリングの促進、今は禁止されていますがブックメーカによる試合結果を賭けたビジネスの誕生?いろんな可能性があると思います。ToToなんかも気になりますね。サッカー以外でも運営の仕方や目的設定次第で他のスポーツにも提供できますね。金融商品なんかと連動することも考えられます。
・ スポーツを題材にしたビジネス、もう少し具体化できないのがもどかしいですが、すごい流行る予感がします。
本年秋から当ブログサイトにDebutしましたが、ご愛読いただきました皆様方々へ、不肖の記事をお読みいただき誠にありがとう存じました。
来年もよろしくお願いします。少々早いですが是非どうぞよいお年を。
(あ、・・・まだ年末に向けてブログはいくつも書きたいと思っておりマス!)