ダーツと仕事(?)その2
久しぶりにダーツの話です。
「得意領域を作る」練習を重点とすべきか、「苦手領域を克服する」べきかの議論を仲間内でやりましたが、大勢を占めたのは後者でした。
何でもダーツを仕事にこじつけようと思ってはいませんが、
第1話にも書いたのですが、ダーツと仕事には相関があると思っていて、仕事が不調だったり翌日の仕事に不安があるとダーツの成績は最悪です。
ですが充実した後や明日に向けて気合が入っているときは、大抵絶好調です。
最近だんだんうまくなってきて、1ゲーム(レッグといいます)に必要な時間がだんだん早くなってきました。
先日、一日に50レッグもやって仲間にバカとまでいわれたことがあります・・・
(まあ、そのくらいハマる人はハマるということか・・・)
さっきの議論に戻りますが、教訓として、仕事にあてはめてみようとふと思いました。
「自分の大得意領域がもしさっぱり売れない時代になったらどうしたらいいんだろう」
お客様が困って依頼してくるとき、必ずしもそれが得意領域とは限りません。
苦手領域を少しでも克服しておくに越したことはありません。
とても大事なクライアントから苦手領域の相談を受けたときは本当につらいです。
「得意領域ほどではないが、及第点をとるくらいには成果が出せますが、それでもよろしいでしょうか」
と応えられるようになりたい。
オールマイティは無理とわかっていますが、自分のクライアントから相談されそうな領域については、苦手はなくしておきたい、そう思ったのです。
ダーツの場合、クリケットという陣取りゲーム(わからない方々、ごめんなさい)では、20、19と順番に狙っていきますが、小生は20狙いが一番自信あります。
ですが、対戦相手に20を先行されてしまうと、次は19狙いなんですが、すごいムラがあり、入らないときはさっぱりです。
これはつらい・・・もうかなり勝率下がるしテンションもほんと下がります。
で、
最近19を集中的に練習します。
20を先行されたときにモチベーションを失わないように、19で少しでも挽回し、18、17、16、15、BULL(真ん中)と順番にさらに挽回していって最後に逆転!そういう戦略で勝負をモノにできるよう、最近練習してます。
20も、もちろん今まで以上に練習します。
得意を名乗る以上他人に認めさせるだけの腕前を磨き、他人だって練習し上達していくのですから、常に差別化しておくための努力をする必要があります。
自分の仕事姿勢もなんだか似ている、いや似てきた気がします。
(うーん、いや、こじつけか、やっぱり・・・)
目を逸らさずに自分の苦手を冷静に分析し、それに対してどう改善していくのか、常日頃研究していかないと、結局は得意領域でイニシアティブをとっていてもその苦手領域から崩れていってVALUEが全体的に下がっていくリスクがあります。
だから常に苦手への克服をテーマに改善の努力もします。
ただ、そうはいってもそればっかりではモチベーション維持もつらいので、得意領域の更なる発展にも努める。
そういうバランスで交互に磨いていると、なんとなくですが、全体的に業績も良くなってきた感じです。
部下の教育についても然り、
苦手の克服を勧めるのと得意を伸ばすのをセットにしないと、なかなか活性化した成長カーブになりません。
「苦手を認識しよう」
「苦手の克服に努めよう」
「得意領域も伸ばそう」
「モチベーションを維持するためにバランスをとろう」
なかなか根気の要ることですが、苦手の認識は、特に、本当に大事だなと公私ともども思いました。
(昨日の対戦成績を振り返って、ほんとに身に染みました・・・)