社会起業家という選択
ソフトバンク株式会社を退職して約1年。いろいろなプロジェクトに参画してきましたが、いま改めて社会起業家ということを考えています。
僕が社会起業家という言葉を聴いたのは、ソフィアバンク代表であり、多摩大学の教授を勤められている田坂広志さんのお言葉からです。
社会起業家という言葉をWikipediaで見てみると、
社会起業家(しゃかいきぎょうか)は、社会変革(英: Social change)の担い手(チェンジメーカー)として、社会の課題を、事業により解決する人のことを言う。社会問題を認識し、社会変革を起こすために、ベンチャー企業を創造、組織化、経営するために、起業という手法を採るものを指す。
となっています。
ベンチャーに共通するのかも知れませんが、立ち上げたばかりの会社とか、ベンチャースピリッツといった、気持ちの面というものとは一線を画すようです。
僕がソフトバンクを退職した時に考えていた自身の課題は、「人と会社を元気にする」ということです。人が元気でなければ会社が元気になるはずもないし、会社を拡大解釈すると組織です。地域も組織だし、NPOや○○法人といった組織もあります。それらが疲弊している根底は、人が元気でないから、です。
僕は、若い人たちに渡せるものはどんどん渡していきたい。それが、学校での教育に携わることになっています。しかし、一方で「人と会社を元気にしたい」という思いは変わりません。
リーマンショックというものに翻弄され、目先の課題がゆえにリストラを繰り返す会社がある一方で、不況をバネに伸びる会社もあります。どちらがいいとか悪いといった話ではなく、自分が属する会社の「現状」は、自分がどういう立場であろうと「関係ない」ということはないのだと思います。
ですが、じゃぁ、どうすれば元気にできるのか。僕の余生(早すぎ?)は、これらを課題として取り組もうと考えています。
いま改めて、人と会社(組織)を元気にすることを自分の課題としようと考えています。そのための器も作ろうと思っています。
「一緒にやってみたい」「だったら、こういう提案があるぞ」
どういうものでも、お話をお伺いできる機会を作りたいと思います。「よっしゃ!」と仰有る方は、いつでもtoyoshige.oki@gmail.comにご連絡くださいませ。
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