ITmedia 総合 | ITmedia News | ITmedia エンタープライズ | TechTargetジャパン | ITmedia エグゼクティブ | ITmedia +D PC USER | ITmedia +D Mobile | ITmedia +D LifeStyle | ITmedia +D Games | ITmedia ショッピング | ITmedia オルタナティブ・ブログ | ITmedia キャリア

Alternative BLOG navi

カレンダー

2009年12月



1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

2006/10/27

中国のタクシーは、1台でも前に行きたい

社会
 

 中国の自動車事情を、日本と比較する例があったりしますが、その比較はかなり無理があるようです。日本でマイカーは、基本的に自宅なり近所の駐車場に置いておくもの。特に東京では、通勤は公共交通機関を利用している方が圧倒的に多いですよね。
 中国でマイカーを持っている人は(統計が出ていませんが)、運転して出かける人が多いようです。まだまだステータスでもあるので、持っている以上は運転したい。どれだけ渋滞しようと、運転して出勤するわけです。
 で、時として片側4車線もある広い道路の3車線が封鎖されることがある。外国の要人が来ると、突然封鎖されることになります。道路を利用している人にとっては、どこの誰か来ているのかも知らない。ですが、突然封鎖されるのです。当然ながら、異常なほどの渋滞が勃発します。そんななのだから、公共交通機関で出勤するのかと思いきや、普通に運転して出勤します。
 クルマを持っている人がバスなどを使いたがらない背景には、時間が分からないことがあります。何時に来るのか分からないのです。だからバス停に並んでいる人も、バスが来た瞬間にドドッと列などお構いなしになだれ込みます。最近海外に出始めた中国人のマナーが、欧米でも批判の対象になっていますが、こういった交通事情の国から行くわけですから、当然なのかも知れません。(海外の公共交通機関の事情を知ったら、違ってくるのかも・・・)
 で、僕は移動にはタクシーを利用します。しかし、大抵のタクシーの運転はとても粗いです。少しでも前に行こうと躍起になります。早く降ろして、次の仕事をするぞ、とばかりにかっ飛ばします。渋滞していても、右へ左への車線変更しまくりで、1台でも前に行こうとします。逆に割り込まれた時には、舌打ちしてクラクション鳴らしまくり。よく喧嘩にならないものだと、感心してしまいます。
 で、少し走り出すとアクセル全開で走りまくりますので、つり革(と呼ぶのでしょうか)にしがみついてしまいます。「あっ!」とか「あぶない!」とか声が出てしまうのは、こういった理由です。
 ほんの100m先の信号が赤なのに、ギリギリまでアクセル全開です。60km/hで走る、などという技を知らないが如く。。。
 それでも、北京のドライバーはクラクションを鳴らさなくなったほうかも知れません。上海ではまだまだ、プップップップとうるさいですが、北京はかなりマシになりました。それは、長安街だけでしょうか。

kumaboo

この記事をソーシャルブックマークに保存しませんか?

コメント

コメントを投稿する






オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。

トラックバック

トラックバックURL:

http://app.blogs.itmedia.co.jp/t/trackback/77444/6605893

トラックバック・ポリシー