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2006/09/16

客引き天国 王府井

社会
 

 北京での宿泊は、王府井(ワンフーチン)という賑やかな通りに面した、ファイブスターのホテルでした。王府井は、天安門からも徒歩圏内にあり、北京飯店の隣の通りで、一昔前は「北京の銀座」と名乗るほどの人通りでした。
 80年代に来た頃は、「これが銀座??」と疑ってしまうほどしか店舗が無く、北京市百貨大楼というデパートも、品数は極めて少なく閑散としていました。通りにある店は観光客向けの店が多かったせいか、書道用品や掛け軸などといったお店がちょろちょろあった程度だったように憶えています。
 で、今回久々に行ってみて驚いたのは、通りは広くなっており(建物がセットバックされているため)、カメラ屋、スポーツ用品店といった、中国の人が買う店が増えていました。(と言っても、中国国内からの観光客が多いのだとは思いますが)ちょっと高そうなレストランもあり、夜はギターを弾いて歌っている青年もいました。
 そしてもう一つの驚きは、マッサージを呼び込む客引きです。「お兄さん、マッサージする?」と声をかけてくる女性たち。中にはもっとストレートな表現もありましたが。
 思い出すのは、70年代後半の台湾や香港でしょうか。フィリピンもだったかな。そう考えてみると、今の中国のフィーリングは、香港や台湾の20年前に似ているかも知れません。店の並び方、人々の雰囲気。新しい物や店はあるけれど、禁煙の場所でタバコを吸い、あちこちに唾を吐く人々。
 唯一違うのは、政治事情くらいでしょうか。驚くとともに、ある意味で懐かしく感じる部分もありました。
 
 しかし、同行したメンバーはまっすぐに歩けないくらい客引きに声をかけられたのですが、僕がほとんど声をかけられないのはなぜ???

kumaboo

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