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写真の撮り過ぎはよくない?

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今はスマホやデジカメで気軽に写真を撮って残しておける時代ですが、
写真の撮り過ぎはよくないという研究の記事がありました。

写真の撮り過ぎ、思い出薄れる?  心理学研究 (AFP=時事) - Yahoo!ニュース

博物館のツアーで学生にいくつかの展示品を覚えておくように指示したところ、
写真を撮影していた学生のほうが、ただ見学していた学生よりも
対象物への認識の正確さが欠けていたとのこと。

これは、写真を撮ることで安心してしまい、
対象物をよく見ようという意識が薄くなってしまうということですね。

かといって、写真を撮らなくてもいいかというと、
しばらくたってから思い出すときに、
写真があったほうが思い出しやすいことは確かです。

自分ですっかり忘れていたことも、
昔の写真を見ることで思い出すことがよくあります。

写真を撮るだけで安心せず、常に物事をきちんと見る意識を持ち、
撮った写真は撮りっぱなしにせずに、
見返すことが重要だということですね。

これは写真だけでなく、ライフログをとるときにも、
単に記録してそのままにするのではなく、
きちんと見返すことは大事です。

ただ、自分史活用推進協議会で、
自分史の魅力と活用法の普及活動をしている立場としては、
自分史をまとめるためにも、まずはとにかく写真やライフログで
記録を残しておくことをおすすめしたいですね。

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