自分が好きで情熱を傾けられることが自分の強みになる
人気ブロガーのちきりんさんが書いた
「自分の強みを活かすというアホらしい発想」を読みました。
企業やビジネスに関していうと、
確かに「強みを活かす」という発想だけではいけないと思いますが、
個人については「強みを活かす」ことは重要だと思っています。
例えば、自分に好きなものがあって、それに情熱を傾けられるというのは
自分の強みではないでしょうか。
ちきりんさんの場合で言えば、
人気が出なくても3年半も一人で黙々とブログを書き続けられたというのは
文章を書くことが好きで、それに情熱を傾けられるということで
なかなかそこまでできる人はほかにいないという意味で
それはちきりんさんにとっての強みであり、
その強みを発揮したことが、
人気ブログになったことにつながっていると言えるのではないかと。
ぼく自身のことでいうと、子供のころからクイズが好きで、
クイズ番組で優勝したいとクイズに情熱を傾け、
友人を誘ってクイズ研究会までつくったりして、
クイズ番組で数回優勝したり、出版社に就職できたり、
現在もクイズのサイトを運営したりということで、
自分の強みを活かしたことが今につながっています。
若い人がなかなか自分の好きなものを見つけられないという話をよく聞きますが、
情熱を傾けられる自分の好きなものこそが自分の強みになるので、
まずはそれを見つけるために、
自分の興味のあることをいろいろやってみることが大事だと思います。
自分史をまとめて、自分の子供時代を振返ってみて、
まだ環境や大人からの制約を受けずに、
好奇心にしたがって自分の好きなことをやっていた時代のことを
思い出してみることも有効です。
情熱を傾けられる好きなことが見つかったら、
オタクと言われるぐらいにそれに徹底的にのめり込んでみると
そこからいろいろな展開が生まれてきます。
自分の強みを活かすことで、
自分らしく楽しい人生を送る人が増えてほしいなと思います。