いい男優は女性っぽく、いい女優は男性っぽい
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オルタナブロガーの永井千佳さんの「いい女」には男が宿るという記事を読んでいて、思い出したことがあります。
私は1990年代後半に某大手IT系会社がやっていたテレビ情報サイトの運営を手伝っていたことがあります。そのサイトで知り合いのテレビ局のドラマのディレクターから聞いた話をまとめたコラムを連載していました。そのときに、いい男優さんは性格が女性っぽい人が多く、いい女優さんは性格が男性っぽい人が多いという話を聞きました。代表例としてあがっていたのが、たしか男優は西田敏行さんと陣内孝則さん、女優が黒木瞳さんと田中美佐子さんでした。
私自身、以前は出版社で芸能雑誌の編集をしていて、多くのアイドルタレントに会った経験があり、そのディレクターの話を聞いて、自分自身の経験からも、たしかにそうかもしれないなと思ったのを覚えています。
男性なら女性のことが、女性なら男性のことが直感的に理解できる感性を持つことが、魅力的な人になるための条件の一つと言えるかもしれません。
私たちは、たぶん男性なら女性的な部分、女性なら男性的な部分を多少持っているような気がします。そういった自分の中の異性的な部分の感性を磨くことで、魅力的な人になれるとも言えそうですね。
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