新しいことを始めるなら「流行りそう」「お金が儲かりそう」なことではなく、自分の好きなこと、得意なこと、自分の強みを生かせることを

「nanapi」という暮しのレシピサイトを運営しているロケットスタートの社長さんが、ブログで「サービス作るなら自分の性格にあったものにしよう！という記事を書いてました。

これからネットサービスをやろうという人は、「流行りそう」とか「お金が儲かりそう」というものではなく、自分の性格にあったものや、自分の強みを生かせるものをやるのが成功の要因になるのではないかという内容です。

これは本当にその通りだと思います。たとえば「流行りそう」や「お金が儲かりそう」でグルーポン系サービスやソーシャルアプリを始めたところは、もちろん一部は成功しているでしょうけど、ほとんどは淘汰されてしまっています。

ネットサービスは、最近では費用などの面でも比較的簡単に始められるようになりましたが、実際に軌道に乗せるためには、ユーザーさんたちからのフィードバックをもらいながら、試行錯誤しつつたゆまず改善を重ねていくことが必要で、かなり大変です。

やっぱり自分の好きなことや得意なこと、強みを活かしたこと、性格にあっていること、本当にやりたいと思って始めたことでないと、ちょっとうまくいかなくなるとすぐモチベーションが下がり、続かなくなってしまいます。

私の会社では社会貢献型クイズサイト「eQuiz」を2008年から、年表創造コミュニティ「Histy」を2009年から運営していて、まだ成功しているとはいえないですが、ここまで続けてこられているのも、自分の好きなことや得意なこと、強みから発想して、自分の本当にやりたいこととしてやっているからだと思っています。

これはネットサービスに限らないでしょうけど、何か新しいことを始めるなら、流行やお金から発想するのではなく、まずは自分の好きな分野や興味のある分野で、自分が欲しいもの、自分がつくりたいもの、強みが生かせるものという視点で発想してみるのがいいと思います。