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気になるアイテム【どこでもWi-Fi】

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2月19日に、ウィルコムから「どこでもWi-Fi(WS023BF)」が発売されます。

ウィルコムのWebサイトでは、利用方法としてどこでもWi-Fiとゲーム機の組み合わせが紹介されています。ゲーム機専用の周辺機器のようにも見えますが、実は、どこでもWi-Fiの正体は、IEEE 802.11b/g準拠の無線LANルーターです。当然ながら、802.11b/g準拠の無線LAN機能を持ったノートパソコンと組み合わせて、無線LANの親機として使えます。他にも、iPod touchなど、IEEE 802.11b/gの無線LANモジュールを内蔵している機器からインターネットを利用できます。

一般の無線LANルーターは、WAN側がADSLや光ケーブルです。どこでもWi-Fiは、WAN側がウィルコムのPHSになっている所がポイントです。さらに、電源に三洋電機の充電池「eneloop」を採用していて、電源のない所でも使えます。

どこでもWi-Fiをゲーム機で使うだけではもったいないです。実用的な利用方法を考えてみます。

ある会社で実際にあったことですが、オフィスを引っ越しした直後に、社内LANの工事が間に合わなくてしばらく使えなかったそうです。幸い、この会社は全員がノートパソコンとイーモバイルの通信カードを持っていたため、自席から社外に接続して急場をしのいだそうです。こんな時にどこでもWi-Fiがあれば、便利かもしれません。

他にも、電源が使えない場所での利用シーンとして、

  • 工事現場などの仮設事務所で使う。
  • オフィスが停電した時に使う。
  • フリーマーケットに出店する時に使う。
  • 運動会の本部テントで使う。
  • 公園でバーベキューをする時に使う。

など、いろいろな使い方が考えられるのではないでしょうか。

なお、ノートパソコンを持っているなら、通信カードを直接差して使えば同じだろ、という突っ込みはナシでお願いしますね。

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