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【VAIO type P】はモバイルギアの再来か

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先週発表されたソニーのVAIO type Pは、ブロガーミーティングでも新しいモノ好きのオルタナティブブロガーの間で話題になって盛り上がりました。

私は小さいパソコンが好きです。仕事ではIBM ThinkPad203Csの頃から使っていました。また、コレクションとして、東芝Libretto20やIBM ThinkPad220を持っています。

昨年からネットブックが注目されるようになりましたが、個人的には興味が持てませんでした。安いけど画面が狭いノートパソコンのイメージがして、ブランドというか個性というか、モノとしての楽しさを感じなかったからです。

一昔前に、NECのPDAでモバイルギアというシリーズがありました。小型で軽量、電源オンですぐ使える、十分な大きさのキーボード装備、などの個性的なPDAで、持ち歩いて原稿書きやパソコン通信(死語!)で使うには、最適な機種でした。モバイルギアをベースにNTTドコモにOEMされたのが、シグマリオンです。

今となってはどちらも売っていませんが、最新の技術でもう一度商品化したら、おもしろいものになると思っていました。

今回のtype Pは、定型封筒サイズに横長の液晶と大きなキーボードなど、メーカーは違ってもモバイルギアと共通するデザインです。しかも値段は、モバイルギアのカラー液晶モデルと比べると、かなり安くなっています。

Windows Vistaの起動時間は、モバイルギアよりも多機能になったので我慢できる範囲です。何より、ソニーらしい高品質な物欲を刺激するデザインが魅力的です。色がきれいですね。

久しぶりに個人の趣味で買ってもいいかなと思えるパソコンが登場しました。悩んでいます。

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