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顧客サービスとITのおいしい関係を考える

オンプレミスが増えてきた

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IT業界で「オンプレミス」という言葉を見たり聞いたりすることが多くなってきました。オルタナティブブログでも時々登場するキーワードです。

オンプレミス(on-premise)は、日本であまりなじみのない言葉だと思います。気になったので、少し調べてみました。

英語のpremiseは「家屋敷、構内」の意味です。レストランや飲食業界では、"on-premise"は「自家製ベーカリーなど製造から販売まで店内で行っている店舗」を指す言葉として、以前から使われているようです。

IT業界ではオンプレミスは「自社運用型」と訳されます。オンプレミスは、「オンデマンド」、「SaaS」、「クラウド」と対比して使われることが多いようです。Salesforceあたりで使われたのが始まりかと思っていますが、正確なことは知りません。

IT業界のキーワードは、数年前のオンデマンド、昨年のSaaS、そして今年のクラウドと移り変わっています。

私は、特に中小企業は自社でサーバーを持たない方向へ向かっていくと考えています。だからと言って、すべてクラウドになってしまうかと言えば、そうは思いません。クラウドには途中のネットワーク切断のリスクが常にあります。

クラウドにはクラウドの良さがあり、オンプレミスにはオンプレミスの良さがあります。妙なブームに踊らされる事なく、自社の用途と要件をよく考慮して、適材適所で使い分けするのが正しいIT投資だと考えます。

(それにしても、オンプレミスは自分で書いていてまだしっくり来ない感じです。このまま定着するのでしょうか。)

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