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人材育成の現場で見聞きしたあれやこれやを徒然なるままに。

大勢の新入社員が「お金」について言及していたのは、コロナ禍だったからじゃないか。

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昨年2023年度新入社員意識調査結果を見たら(トレノケートが実施、DLしたい方はコチラからどうぞ)、「お!」と驚いたことがあり、

それは何かというと、

「お金」

についてのコメントが例年になく多い!ことだった。

それを口にしたら、
このアンケート結果を分析していた同僚が、

「私もそこが真っ先に気になりました」

と反応したので、やはり、そうなんだ、前年までと違うよね、と会話した。


思えば、2023年入社の新入社員というのは、大学2年生の時にコロナで学校が閉鎖されたりして、急きょ、オンライン授業になり、3年生でもほぼオンラインで、やっと4年生のころには対面授業も戻ってきたけれど、その間、飲食店は休業していたり、いろんなアルバイトができなくなったり、と金銭的に苦労したことも多かったのじゃないか、という見立てを聴いた。

そうか。
大学1年生を無事過ごし、2年になったからそろそろアルバイトでもーなんて思っていたり、1年からやっていたアルバイトでバイトリーダーになって、さらに稼ぐぞ!時給も上がりそうだし!なんて時に、あれこれ全部止まったのだろうな、と想像したら、それは、お金、気になるはずだ。

「投資をしています」
「投資のことを学びたい」
「お金を・・・」

と言った言葉が並んでいるのだ。

さて、今年2024年の新入社員は、どうだろう。今年も意識調査はする予定なので、また結果が楽しみである(結果が出るのは、2024年秋以降)。

アルバイトといえば、40年前の大学2-3年のころだったかと思うが、小学校のお受験塾の試験官という単発バイトを経験した。

たった1日だけだった(と記憶している)が、ものすごーくインパクトのある経験をさせてもらった。

40年経っても、模擬試験会場の景色まで覚えているほど。

その時の思い出を語ってみました。続きはVoicyで。



そういえば、この季節に是非!な拙著。

事例で学ぶOJT』経団連出版

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