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人材育成の現場で見聞きしたあれやこれやを徒然なるままに。

「夢が叶ったから、今、とても幸せです。」

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先日、20代のITエンジニアの皆さんとお話ししていたら、一人の女性がこうおっしゃった

「私、就職する時、"長財布だけ持ってランチに行く"というのをやってみたかったので、それさえできればいいと思っていたんです」

「"長財布とハンカチだけ手に持ってランチ"って感じですよね? イメージできます!できます! で、夢は叶いましたか?」

「はい! 叶いました。"長財布だけ持ってランチに行く"のを毎日出来ているので、とーっても幸せです。」

・・・・・

ITエンジニアの彼女は、もちろん、色んな勉強もし、努力もし、頑張っているらしいのだけれど、

「長財布だけ持ってランチ」が「夢」で、「そういう社会人生活を送れているから、とても幸せなんだ」

というその発言は、とても印象に残った。

「目的を持って働くほうがよい」とか、
「今年の目標は何だ?」とか、
「毎年、自分なりにきちんと目標立てて、それに向けて努力し、成長しなければ」とか、
そんなことばかり言われる昨今、


「長財布だけ持ってランチ」が「夢」で「憧れ」で、「それが出来ているから幸せ」というのって、なんだかいいなぁと思ったのだ。

幸せとか喜びとか、案外そういう些細なことにあるんじゃないだろうか。

それに、「目的とか目標とかミッションとか」って、毎日考えていたら、疲れるし。

そういえば、私も学生時代、上司でも部下でも「さん付け」で呼ぶ会社がいいなぁと思っていた。
就職して30年経った今でも「さん付け」の会社にいるから、実現しているのである。

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