「ダメな人・惜しい人・ザンネンな人」考
どこかで見たことあるタイトルですねー。はい、わかった方はよく読んでくださっている読者様です。ありがとうございます。
さて、同じタイトルで書こうかね、という話になっていたので、遠慮なくずんずん書きますよ。
「ダメな人ねぇ」
「惜しい人ねぇ」
「ザンネンな人ねぇ」
こう言われたら、どれが衝撃的か、と言う話題になったわけです。某所で。
これだけだとイメージ、沸かないので、「誰が」の部分を追加してみます。
「うちの上司、ダメな人なのよねぇー」・・・ 『私達、部下がしっかりせねば!支えなければ!』と思っているようにも感じられる・・・。
「うちの上司、惜しい人なんだよねぇー」・・・『あとちょっとなんだけど。ずいぶん気遣いしてくれているんだけど』
「うちの上司、残念な人なんだよなぁー」・・・やはり、これが最もみもふたもないかも、といった話をした記憶があります。
「ダメな人」というのは、男女間だとなかなか粋な感じがします。
「うちの夫(彼、パートナー、なんでもいい)って、”ダメな人”なのよねぇー」・・・愛情を感じる。
「惜しい」については、ちと経験がありまして。ここで書いても大丈夫かな? たぶん、当事者は読まないだろうから、書いちゃおう。
10年以上前、祖母の介護を実家でしていた時のこと。うちの母は5人きょうだいの末っ子ですが、唯一の女の子でもあったので、母が祖母を見ていました。
兄たちが時々見舞いに来てくれるのですが、その中の一人の兄(私にとってのおじ)が、ある時、「これ、ウエスになるかな」と持参してくれたのが、「御仕立用のワイシャツの生地」だったのです。
ちょっと前に母が兄弟たちに「ウエスになるものがたくさんほしいので、ぼろタオルとかネルのパジャマとかシーツとか持ってきてね」と言っていたのを覚えており、自分で「もう仕立てることもないこのYシャツの生地を」と持ってきてくれたようなのです。
「Yシャツの生地」って、介護用のウエスとしてはあまり使い勝手が良くないのですね。薄くて。
おじは、祖母を想って、母の助けになるだろうと考えて、ウエス用にYシャツ生地を持ってきてくださって、この時、「うーん、おじさん、惜しい!」と思ったのでした。想いが空回りする感じが「惜しい」なのかなぁ。
「ザンネン」・・・。
「ザンネン」は、ため息交じりに言われそうですね。
「淳子さんってザンネンな人だよねー」
と言われたら、絶対ににこにこしながらじゃなくて、ため息3回はつかれてますよね。
ま、あくまでも語感です。
・・・というわけで、「同じタイトル」で書いてみましょうかね、という約束を果たしてみました。
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今週は、遅ればせの「夏休み」中です。
毎朝起きたら、「今日はこれをしよう!」と気ままに過ごしております。
今日もいい天気です。
月蝕は、ワイン呑みながら、自宅から見物の予定。
【今日は昼過ぎまで在宅しているので、お弁当を作ってみたら、こういうのを「置き弁」と呼ぶそうですね。知らなかった。】