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人材育成の現場で見聞きしたあれやこれやを徒然なるままに。

3.11。 ソメイヨシノが開花しました。

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バレンタインデーの大雪の後、1週間経って2月23日(日)、久々に昼間ウォーキングに出かけました。いつもの近所の都立公園です。

噂には聞いていたものの、目の当りにしてびっくりしたのは、桜の大木のかなり太い枝が根元から折れて、地面に横たわっていたこと。

桜だけではなく、複数の木々が悲惨なことに。

桜はつぼみがついている状態でしたが、公園では除去作業が進行していて、処分されてしまう前に、と先の15センチほどを5本くらい手折って、ポケットに入れ、持ち帰りました。

一応、花瓶に挿したものの、「折れてから1週間。つぼみも固いし、このまま固まるのだろう」と思っていました。

先週1週間東京を留守にしており、3月7日に帰宅したところ、なんと、桜のつぼみの先が割れ、ピンク色に染まり始めていました。うわ、なんだこれ!

そうこうするうちに、昨日3月11日。とうとう、開花したのでした。

もしかすると、東京で一番早く咲いたソメイヨシノかもしれません。

桜の木が折れてから1週間以上地面に横たわっていた幹からさらに手折った小枝が、大切にしていたら、花を咲かせたのです。

命というのは、とても不思議なものだと思いました。

こんなことなら、もっとたくさん持ち帰って、咲かせてやればよかった・・・とも。

私がしたことは、手折ること、持ち帰ること、そして、1㎝ほどの水につけておくこと、そして、毎朝晩、眺めること、愛でることでした。

人を育てるというのも、こういうことなのかも、などと、なんとなく、そんなことを思いました。


【3月11日開花♪】

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