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クルーズのススメ②:そもそも「クルーズ」とは何か?

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昨日(9/8)、夜TVで見た「踊る大捜査線」movieの冒頭のシーンに客船が登場し、「ん? どの船だろう」と思ったら、FUJI MARU(ふじ丸)でした。 ずっと前は一般のクルーズをしていた船でしたが、たしか、今は「チャーター」専用の客船になったはず。懐かしい船の姿でした。

さて、今回は、「クルーズ」とは何か?

「船旅をしてきた!」というと、「ああ、僕、大島に行ったことがありますよ。床に雑魚寝して」とか「すんごく揺れて、油臭いでしょう」などと言われるのですが、そういう船とまずまったく違う、ということを理解していただくのが難しい。

客船によるクルーズ旅行というのは、船のイメージを180度変える必要があるんですねぇ。

一番近い表現が、「高級ホテルが船になって海上を移動している感じ」です。船なので、自分はあまり労力使うことなく、2泊3日でも複数都市を巡れるますし、今回のように、横浜から270㎞離れた八丈島を往復することもできます。日本一周なんかも10泊11日で可能です。(どのコースをとっても基本は10泊11日です)

(以下、今回乗った「ぱしふぃっく びいなす」の写真です)

たとえば、ロビー。

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たとえば、お部屋(これでもランクは中ぐらいのお部屋です。もっとゴージャスな部屋もあれば、スイートもある)。

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船室には箪笥やクローゼットもあり、大きなトランクはベッドの下にしまえ、部屋ごとにセキュリティボックスもあります。

クルーズのよい点はここなんです。

普通、旅行というと、荷物持って飛行機や鉄道、車で目的地に行く。ホテルに着く。荷物置く。荷物をひも解く。観光する。ホテルに戻る。荷造りをする。また移動する。次の目的地に着く。荷物をひも解く。観光する。ホテルに戻る。荷造りをする。・・・という風に「荷造り」「荷解き」と「荷物を持って移動する」がセットになってしまいます。

もちろん、1か所に逗留するのであれば、それは1回で済みますが、数か所を旅しようと思うといちいち荷物と移動の課題が出てくる。

船の場合は、船に荷物を持ちこんだら、あとは、降りるまで、まるで自宅にいるように洋服を箪笥やクローゼットにしまい、荷造りは降りる直前だけ。船が勝手に次の目的地に移動してくれるので、荷物を持ってあちこち移動することなく、旅先だけは何か所か周れる。ホント、これ便利です。

しかも、クルーズ代金には基本の飲食は全部含まれているので、レストラン探す手間も「今日のディナーはいくらくらいにしようか」などお財布のことを考えることもない。

だから、本当にのびのび、リラックス。一旦船に乗ってしまえば、お財布をそもそも出すことがないんです。(乗船時に与えられるカードが部屋の鍵でもあり、有料の飲み物やお土産の支払いでも使えます。←下船時に支払、または、事前に登録したクレジットカードで精算)


ちなみに、船では、最大7食食べられます。(どの船でも基本は同じです。無料)

1回目:早朝に目が覚めてしまった人の超・朝食(軽食)・・・コーヒーや紅茶、マフィンや小さなパンなど軽食をカフェやラウンジで供してくれる。

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2回目:ホントの朝食・・・和定食、あるいは、和洋食バイキング(レストランで)

3回目:お茶タイム(簡単なお菓子やコーヒー、紅茶など)

4回目:ランチ・・・定食、幕の内弁当、洋食簡易フルコースなど(レストランで)

 (これでランチ↓!!!)

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5回目:午後のお茶・・・コーヒー、紅茶やケーキ、プチフール、シュークリームなど(カフェやラウンジで)

6回目:夕食・・・懐石料理やフレンチフルコースなど(レストランで)

7回目:夜食・・・23時くらいまでうどん、お茶漬け、お稲荷さんなど

もちろん、全部食べる必要はなく、3食でも十分ですが、たまたま昼寝しててランチ食べそこなった、とか、早起きしすぎてお腹空いたなどいろいろな方のために、いつでも何かが食べられるようになっているんですね。 Barもあるので、夕食後、海を見ながらカクテルやハイボールやワインなどをのんびりしっとりいただくこともできますよ(←こういうお酒は有料ですが、陸上のBarと比べても格安です。)

ちなみに、お子様用メニューも予約時に依頼しておけば作ってくれますよ。これは、甥っ子(3歳)のディナープレート。

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★クルーズのススメ②のまとめ★


●客船は、「動く豪華ホテル」である
●荷物を持ったり、自分で移動しなくても、複数個所の旅行ができる
●食べ物に困ることはない
●乗船してしまうとほとんど「懐具合」を気にしなくてよい


=====「クルーズのススメ」シリーズバックナンバー=====

クルーズのススメ①:八丈島クルーズに行ってきました

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