3歳児が描く肖像画の世界
暑いですなー。 こう毎日暑いと、とりあえず、
「あつは、なついなぁ」
「それを言うなら、夏は暑いなぁ、やろ」
と一人ごちるしかあるまい、と思ったりしておりましたら、なんと、同じようなアナウンスを地下鉄で聞いたのでした。
「渋谷までは右側が開きます」と言うべきところを、車掌さん、
「右側までは渋谷が開きます」と言いかけたのです。「開きます」の直前で気づいて言い直してましたけど。
やはり、「あつはなつい」から、頭も混乱するわけですね。ふふ。
しかし、想像するとかなりシュール。
「右側までは、渋谷が開きます」・・・。どんなワールドが広がっているんだろう。
さて、甥っ子、3歳2ヵ月となりました。まだ、絵らしきものは描けないのかな?なんて思っていたら、「父ちゃんを描いた!」と見せた作品がなかなかのものであります。少なくとも、「人間の大切な特徴」は押さえている。
そうだよねー。○4つでなんとなく顔になるよねー。ジェイソンみたいですが。
3歳2ヵ月にして、肖像画を描けるようになったか、その成長ぶりがとても嬉しい。
調子に乗って、「おばちゃんの顔も描いて!」とリクエストしてみたら、3歳2ヵ月、「おばちゃんのかおはむずかしい」とのたまったそうな。
「なんで難しいの?」
「おばちゃんのかおには、目と鼻がないから。口しかないから」
・・・・・・。
「まあ、そういわずに描いてよ」と再度お願いし、描かれた作品はコチラ。
父ちゃんの○4つの作品が「人間の大切な特徴」を押さえているとするならば、おばちゃんを描く、この「黒い線」(甥っ子曰く、「おばちゃんの口だよ」)は、やはり、「ワタクシの大切な特徴」を押さえていることになるのであろうか。
1歳10か月のころにはかなりのおしゃべりだったらしいワタクシ。
ちっちゃい頃から、「口から生まれてきた」と周囲の大人から言われてきたワタクシ。
「口から生まれた淳子はふさわしい職業に就いたのではないか」とまで言われているワタクシ。
甥っ子とはまだ3年の付き合いで、それでも、すでに、「おばちゃんは口」と象徴的に捉えたのだとしたら、ちびっこの観察眼、侮れない。
当面の野望は、「黒い線」から「ジェイソン」に昇格することであります。
それでは、今日も「あつはなつい」(←シツコイw)ですが、ぼちぼち参りましょう。
(※2枚とも、製作者の許可を得て掲載しておりますw。)