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人材育成の現場で見聞きしたあれやこれやを徒然なるままに。

男と女。

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最近、営業とペアで動くことが多く、当社の営業はほぼ全員が男性なので、つまりは、男性と2人で外回りをすることが多い、ということになります。

現地集合ならよいのですが、オフィスから一緒に移動するとなると、問題が一つ起こります。


すなわち。

「歩く速さが違ーーーーーーーーーーーーーーう!」

昨日のこと。当社オフィスの西新宿からJR新宿駅まで歩く!と言い出しまして、「それはいいけど、15分くらいしかないよ。20分くらいかからない?」・・・「大丈夫です。間に合います!」・・・(嫌な予感)・・・。

さくさくさくさく、さっさっさっさっさ・・・。

こちらも必死で歩くのですが、(私も歩くのは決して遅い方ではない)ちょっと気を抜くと、相手は、1メートル前に行ってしまう。

そこで、小走りで追いつく。

追いついたと思うと、歩きながら仕事の話をつらつらと。(ぜーぜー、はーはー)

「男の人と一緒に出歩くと、歩幅の違いなのか、スピードの違いなのか、ついていくのが大変なのよねぇ。この間も、●●さんと出かけたら、すぐ3メートルくらい差がついちゃって、ネズミみたいに小走りをし続ける羽目に・・・」(← やんわりと、「キミ、速いよ!」と言っているつもり)

「●●さんって、速いっすよねぇ。」(← 気づいていない)

「いや、キミも速いよ。第一、新宿まで15分って、まじ?」

「淳子さんって、毎朝、ウォーキングで鍛えているんんじゃないんですか?」

「してるけどさー」(←それとこれとは別じゃ。タイトスカートとヒール履いてウォーキングしてるわけじゃないし)

・・・・

彼も少しはスピードを落としてくれているのだろうけれど、こちらは、漫画で足がぐるぐる回っているみたいな描写に近い状態になって歩いているわけで。


かくして、すんごい有酸素運動の結果、なんと、10分でJR新宿のホームについていて、もうすっかり、グロッキー。

こうならないための対策として考えられること。

1.男性に少しゆっくり歩いてもらう(←これは、自分に合わせてくれ、ということだから、相手に今度はストレスを与えることになる)

2.現地集合にする(←歩くスピード問題は解決するが、道中で交わす案外貴重な会話の機会が失われる)

・・・・

はてさて、一体、どうしたもんでしょう?


ところで、最近、女性営業(風の方)も増えてきまして、街中では、男性2人女性1人なんて塊で歩いているのをよく見かけます。女性は、たいてい黒っぽいパンツスーツにヒール。

やはり、女性が、スゴいスピードでちょこまかとくっついて行っているのですね。

それが「カツカツカツ」というヒールの音と相まって、「すんごくがんばっているキャリアウーマン」みたいな風情を醸し出してしまう。

しかし、しかーし、彼女たちは、決して、「カツカツカツ」をしたくてしているわけではなく、単に「男性の歩くスピードに合わせんがため」に必死になっているだけ、なのかも知れません。

タイトスカートとヒールで歩くのって大変なのよ。脚が開かないし、靴も早歩きようではないし。少しだけスピードについての配慮をしていただけると嬉しい・・・かも。 > 男性諸氏へ(笑

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