無言にならないよう気をつけています
現代に生きていると、終日無言でも生活が成り立たせることができます。スーパーやコンビニでは、かごに商品を入れ、レジに持っていき、「789円です」と言われたら、黙ってお金を出し、黙ってお釣もらって袋を持ってお店を出ることが可能です。
クリーニング屋さんに行き、自分の服を渡し、店員さんから言われた料金を支払う。この間終始無言でいることもできます。
・・・。あ、これいかんなあー。と思うようになりまして。サービスを受ける側のマナーってのもあるよなーと。
で、できるだけ、声を出すようにしています。
【放っておくとなりがちなパタン@スーパーのレジで】
レジ係:「1785円です」
客:「・・・(黙って、お金を2000円を出す)」
レジ係:「2000円ですね」
客:「・・・(黙って、うなずく)」
レジ係:「215円のお返しです。ありがとうございました」
客:「・・・(黙って、お釣を受け取り、かごを持って、台に移る)」
【意識しているパタン】
レジ係:「1785円です。」
客(私):「はい、2000円で」
レジ係:「2000円お預かりします」
客(私):「はい」
レジ係:「215円のお返しです。ありがとうございました」
客(私):「はい」
*せめて、「はい」くらい言おうと思って、声を発する。
別のケース。
【放っておくとなりがちなパタン@クリーニング屋さん】
店員:「スーツ2着ですね」
客:「・・・(コクリ)」
店員:「仕上がりはあさって18時になりますが、よろしいですか?」
客:「・・・(コクリ)」
店員:「2022円です」
客:「・・・(黙って5000円を出す)」
店員:「22円はありますか?」
客:「・・・(黙って首を横にふる)」
店員:「失礼いたしました。おつり・・・です」
客:「・・・(黙って、つり銭を財布にしまう)」
店員:「ありがとうございました」
客:「・・・(黙って店を後にする)」
【意識しているパタン@クリーニング屋さん】
店員:「スーツ2着ですね」
客:「はい。」
店員:「仕上がりはあさって18時になりますが、よろしいですか?」
客:「大丈夫です。」
店員:「2022円です」
客:「5000円でお願いします」
店員:「22円はありますか?」
客:「細かいのなくって」
店員:「あ、はい。おつり・・・です」
客:「はい」
店員:「ありがとうございました」
客:「よろしくお願いしまーす」
*この会話は、返答にバリエーションを持たせやすい(笑
「愛想」というのは、サービスを提供する側だけではなく、サービスを受ける側も多少は持っててもいいはずのものだな、と、サービスを受ける側として「愛想」のよい人を見ては思うのです。
アメリカやカナダでは、スーパーでもなんでもサービスする側とされる側は、言葉を交わしている光景をよく見かけました。しかも、笑顔で。
あれを少しは見習いたいなと、この歳になって、心がけていることなのでした。
サービスする側も人間なので、客が反応してくれたほうが、より気分よくサービスできるだろう、と思ったりもして。
モチベーションはセルフマネージもできるけれど、相手がいる場合は、相互関係の中でより高められることもあるはずだから。