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人材育成の現場で見聞きしたあれやこれやを徒然なるままに。

愛ですよっ!愛っ!

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「製品・サービスへ”愛”を」というブログを3本連続で書いていたら、同僚の横山哲也が、それを彼のブログに引用してくれ、なんだか、周辺がにわかに「愛だらけ」になってしまいました。

同じことの繰り返しになりますが、私のブログ(昔から書いている方)は、ほとんど誰にも読まれていないので、気にせず、こちらでも、とはいえ、もちろん、違うネタで「愛」について。

もうずいぶん前の話です。

ある企業の販売担当(PRを兼ねているような立場)の女性と仕事をしたことがあります。彼女は、自分が販売するものに対して、いつもあふれんばかりの愛を注ぐ人でした。新製品が出たら、それを徹底的に研究する。そして、そのユーザについて想いを馳せる。どうしたら、この製品がユーザに愛されるだろう?と日夜考える。

自社の利益だけでなく、ユーザの「はっぴー」をいつも考えている。だから、彼女が企画するキャンペーンもそこで配布されるノベルティもどれも「うわー、いいな、素敵だな」と思うものばかり。

彼女は優秀だったので、新商品の部門が立ち上がった時、そちらに引き抜かれ、そこでもまた愛あふれる仕事をしていました。だから、製品やサービスがクローズするときなど本気で悔しがるのです。

あるとき、彼女と食事をしました。

「田中さん!私、愛ある仕事って大切だと思うんです。自分の仕事、自分が販売する商品、サービス、そういうものにまず”愛”を持たなければならない。”愛”があれば、”こんな風にお客様に伝えたらよいのでは?””こんなキャンペーンを仕掛けたら、ユーザも喜び、自社にも利益が”なんて考えることができるのも、”愛”あればこそです。だから、”愛”のない仕事をする人は、嫌いなんですっ!」

そう話してくれました。

「ただ担当になったから」製品説明している。「異動した先にあったサービスだから」扱っている。

そういった受け身の姿勢で物事に取り組んでいたら、それは製品・サービスがかわいそうなだけでなく、そのユーザや顧客にも失礼だ、と言うのです。

このとき彼女はまだ20代でした。「愛ですよ、愛!仕事は愛ですっ!」「そうだ!そうだ!」と二人で表参道の沖縄料理店で泡盛飲みながら、熱く語ったことを思い出します。

あれから5-6年は経ちました。彼女は今でも”愛”あふれる仕事をしているに違いありません。

訳あって7/15までは断酒中の私。解禁した暁には、久しぶりに彼女を誘って、おいしいワインでも飲みにいきましょう。

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私の「愛」ブログ3連発は、以下の通りです。

●「自社製品・自社サービスへ”愛”を

●「愛の続き。

●「愛の続きの続き。

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