全社で Gmail を導入して約1年の感想
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リアルコムで Gmail を全社的に導入して約1年になる。この機会に Gmail の感想を書いておく。
結論から言うと、Gmail に移行したのは、成功であった。具体的は事例については以下参照。
- 高い可用性
Gmail は当然のことながら、Google のサイトでホストされている。このため、現在の会社のネットワークトラブル、マシントラブル、オフィスの引越し、停電などのトラブルが全くなくなった。オフィスの引越しで会社のマシンがすべて止まっていても、電気設備の点検のときでも、インターネット経由でメールには常にアクセスすることができる。 - メールを紛失する不安からの開放
明示的に削除しない限り Gmail のサーバー上にはすべてのメールが消されずに残っている。通常は、POP によってローカルにメールを持ってきて読んでいるが、通常の POP サーバーとは違って、POP でメールを download してもメール本体は Gmail サーバー上に残ることになる。これで、PC のディスクが死んだとしてもメールを失うこともなくなった。約1年で約 2.4GB のメールが溜まっている。25GB まで溜められるので、計算上はあと9年間大丈夫ということになる。 - 強力な Spam フィルター
Gmail 自体が、かなり強力な Spam フィルターを持っているため、Spam Mail の数が大幅に減った。ときどき必要なメールも Spam としてはじかれていることがあるので、時々は、Web から Gmail にアクセスして、Spam を整理して必要なメールが含まれていないかどうかを調べる必要がある。 - メールアクセスの広がり
Gmail 導入前は、自分の PC にメール本文を持ってきていたため、メールを download した後は、その PC でしかメールを見ることができなかった。Gmail は Web からのアクセスが基本なので、メールを download した PC が手元になくても、別の PC から Web 経由でメールを読み書きすることができるようになった。
以上、若干の問題はあるが、非常に便利に使っている。Gmail と一緒に提供されている Google Doc も業務で頻繁に利用している。スプレッドシートでの同時編集機能は、アメリカオフィスとのミーティングにおいては、手放せないものになっている。
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