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ソフトウェア製品開発現場の視点

Mobile で PC を使う

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鹿児島大学を訪問した際に、九州のほかの地域を回るために列車で移動する必要があった。Mobile で PC を使うために必要なものはインターネットへの接続と電源の確保であった。

まずインターネット接続だが、あらかじめ無線LANが使えるホテルや公衆無線LANを使える場所を探しておいて試みたが、結局使い物になったのは H" (エッジ) だけであった。スピードは無線LANに比べて遅いが、列車の中でもバスの中でも大学のキャンパスでもスターバックスでも接続が確保されるということは、非常に重要であった。H" でつながっているという事は、Skype で on-line になるということなので、PC を立ち上げておけばこちらがバスに乗っていようとも無関係に chat が入る。結局バスの中で、San Jose の Realcom Technology のエンジニアや Texas にあるアウトソーシングを頼んでいる会社と chat だけで用事を済ますことができた。携帯電話はいろいろな場所で会話が禁止されているが chat はどこでもできる。すばらしい。

今回の最大の問題は PC の電源の確保であった。九州の電車の車両の一番前の席に AC 電源があると聞いていたが、右側の座席にコンセントが1個だけあるだけで、さらに誰かが携帯電話の充電用に使っていたので、知らないで左側の座席に予約した私は、電車の中で PC をフルに充電するという作戦はあえなく失敗した。後で経験者に聞いたところ、普通は分岐プラグを準備しておいて、唯一のコンセントが使われてしまっているときは、自分の分岐プラグを使ってコンセントを共用するそうである。そこまでは、気づかなかった。

スターバックスなどでも最近は使えるコンセントが少なくなってきていると聞いたが、福岡の天神のスターバックスは、使ってよいかたずねたところ、快く使わせてくれた。ここで、大分行きの電車の2時間分の充電をすることができた。

現在 PC は IBM の Thinkpad を使っているが、社内ではバッテリー容量の理由で Panasonic の Let's Note を使う人が増えている。聞いた話では、通常使用でも1回充電で8時間ほど連続使用できるそうである。Thinkpad は、ビジネス用の PC としては非常に気に入っているので、次回買い換えるときまでに、バッテリー容量が改善されていることを期待している。

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